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実行委員に話を伺ってみた〜その1【穴澤賢の犬のはなし】

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Vol.20 実行委員に話を伺ってみた〜その1

音楽を通じて、ペットの殺処分ゼロを目指すイベント「HAPPY MUSIC FESTA〜Toward ZERO〜」が今年も9月23日(月・祝)に千葉県の舞浜アンフィシアターで開催されます。2010年にこのイベントがスタートしたときから実行委員の一人として関わってきた私(穴澤)が、発起人たちに集まってもらって改めてイベントの趣旨や、動機、伝えたいことなどを伺ってきました。

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写真右より穴澤、(株)タイスケ 糸川成美さん、(株)RONG-Tai FACTORY 守谷竜汰さん、設楽 亮さん

イベントを立ち上げたきっかけ

穴澤:今、HAPPY MUSIC FESTA(以下:HMF)の実行委員は何人でしたっけ?

糸川:中心メンバーは8人くらい?

穴澤:実行委員以外にも、制作で協力してくれている人がたくさんいますよね。スケジュールの都合もあって、その中から今日は3名にお集まりいただいたわけですが、まずは自己紹介でもしておきましょうか。では糸川さんから、どうぞ。

糸川:私はタイスケという会社にいて、現在ボニー・ピンクのマネージャーをやっています。
(※「タイスケ」とは、「トータス松本」「ウルフルケイスケ」「ジョン・B」「サンコンJr.」「ボニー・ピンク」「Superfly」らが所属する音楽ブロダクション事務所)

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(株)タイスケ 糸川成美さん

守谷:僕は2011年までタイスケにいましたが、今は独立して自分で会社をやってます。

穴澤:もともと糸川さんと守谷さんが言い出しっぺですよね、このイベントをやろうというのは。

守谷:はい、そうですね。

穴澤:設楽さんは、なぜこのイベントに関わるようになったんですか?

設楽:2012年にHMF主導の勉強会が月に一度くらいの割合で開催されていて参加をしていたのですが、そのときに守谷さんから「手伝ってほしい」と言われて。配布するチラシの集約作業などからですね、始めたのは。

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写真右より(株)RONG-Tai FACTORY守谷竜汰さん、設楽 亮さん

穴澤:いつの頃からかミーティングの席に設楽くんもいて、いつの間にか普通に話すようになってたから知らなかったけれど、そうなんだ。

守谷:僕が巻き込んでしまった感じですね。

穴澤:それが今では糸川さんにこき使われているという(笑)。

糸川:何かあったらすぐ設楽くんに電話して「今日、空いてる?」みたいな感じでね(笑)

穴澤:ミーティングのスケジュールを調整しているのは設楽くんですから。最初にHMFをやったのは2010年でしたよね? そもそもなぜこのイベントをやろうと思ったんですか?

糸川:大阪の能勢(のせ)というところにハッピーハウスっていうアニマルシェルターがあり、そこの理事をタイスケの社長がやっていて。私も存在は知っていたけれど実際に何か支援をしているわけでもなくて、単に心の中で応援しているだけみたいな感じだったんです。で、その施設が老朽化してきたからなんとかしてやれんものかと。20年以上もやってるから、犬舎も傷むわけです。

穴澤:僕もハッピーハウスには1回見学に行ったことがありますよ。

糸川:寄付だけでは足りないから、何かイベントはできないかなと。でも、会社としてバーンとやるのは違うのかなと。スタッフもアーティストもちゃんと意志を持った人たちでやりたいという思いがあったから。それでまず守谷くんに声をかけたのがきっかけかな。

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初年度は大赤字だった!?

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穴澤:守谷さんは、もともと犬猫好きだったんですか?

守谷:好きですけど、その時点では飼ってはいなかったんです。2009年の夏ころかな、地方イベントの帰りに糸川さんと一緒にハッピーハウスを見学させてもらいに行ったんです。

穴澤:糸川さんはその時点で猫も犬も飼っていますよね?

糸川:猫が10匹くらいと、今日連れて来ている「もも」がいましたよ。ただ、私は譲渡会などで引き取った犬や猫は一匹もいなくて、捨てられている犬猫に出会ってしまう体質なのか、みんな拾ったんです。「もも」もそうで、群馬県館林市の駐車場に捨てられていたんです。

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糸川さんの愛犬、もも

穴澤:子犬が?

糸川:いや、生後9カ月くらい。たぶん引っ越しか何かで捨てられたんだと思う。我が家に来てから引っ越しをしたことがあるのですが、段ボールを見たらすごく悲しそうな声で鳴いていたから。また捨てられるんじゃないかと思ったんじゃないかな。

穴澤:そうなんですね。で、守谷さんは今、猫を飼っていますよね?

守谷:ハッピーハウスから2匹、引き取りました。

糸川:そう、私が「もらっとき」って言って。

穴澤:またそんな簡単に(笑)。

守谷:でもそういう気持ちになるくらい衝撃でした。捨てられた犬や猫がそんなに多いなんて知らなかったので。

穴澤:設楽くんは、犬も猫も飼ってないんですよね。

設楽:飼っていないです。きっかけがなくて。でも、僕もぜんぜん知らなかったから「こんな現実があるんだ」と、どんどん吸い込まれて今に至るという感じで、今は飼っていない代表のような感覚です。

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穴澤:話は戻りますが、で、とにかくイベントをやってみようと。実際に動き出したのはいつ頃だったんですか?

糸川:2010年になってから(笑)。

守谷:2009年の12月ころに「何かやる?」みたいな感じで、動き出したのは春ころじゃないですかね。

穴澤:僕はたしか2010年の5月か6月ころに糸川さんに呼び出されて「何か手伝ってくれ」と言われ、そもそも間に合うのかと思いましたから(笑)。僕はあまり役に立っていませんが、開催に向けてバタバタと準備をして…よくなんとかなりましたよね。

糸川:もう、みなさんのおかげです。

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HAPPY MUSIC FESTA 2010より、トータス松本さん(写真上)、ボニー・ピンクさん(写真下)

穴澤:で、いざ当日になったら天気が大荒れで(笑)。しかも会場は大阪の服部緑地野外音楽堂。

糸川:竜巻注意報とか出てました(笑)。

穴澤:でも、開演直後に奇跡的に雨があがったんですよね。本当によかったです。あれだけ準備して中止になったら洒落になりませんからね。

糸川:本当、当日の朝はどうなるかと思ったけどね。

穴澤:そうやってスタートしたHMFですが、初年度は赤字だったんでしょ?

糸川:200万円くらいの赤字(笑)。

穴澤:よくそれでもやり続けようと思いましたよね。

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HAPPY MUSIC FESTA 2010より、会場で行われた支援活動の様子

次回予告
「支援をしたい」という想いから始まったHAPPY MUSIC FESTA。次回はHAPPY MUSIC FESTAについてさらに迫ります。

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