犬が好き
UP DATE
連載「僕はペン、ママはラブリ」vol.2 「ペンくんに教えたこと」
ペンくんがおうちにきたときのこと。

こんにちは、ラブリです。連載2回目となりました。
何から話そうか、頭の中にある記憶を思い返しています。あまりにも色々とありすぎて思い出すだけでワクワクします。
まず、愛犬のフレンチ・ブルドッグ、ペンくんが、家に来たときのことを話しますね。
家に初めてやってきたのは、ちょうど、冬になる直前の秋でした。「犬コロ(犬のことをこう言ってます…)」の先輩に、「環境に慣れさせるために、最初はなるべくゲージで過ごさせたほうがいい」と聞いていました。小さな声でクゥーンクゥーンと聴こえてきても、しばし我慢したことを覚えています。
ペンくんのトレーニングの日々。

私は、ペンが小さい頃から決めていたことがあります。それは「可愛いからって甘やかしすぎないこと」。芸能界というお仕事柄、いろんな人にお会いすることも多いので、なるべく迷惑をかけたくない、「いい子だね」と言われるようにしたいと思っていました。
なので、ペンくんが小さい頃から、ハウス、マテ、など、ペンの為にも必要と考えて教えることにしました。
「オスワリ」を教えたときのこと、最初、ペンくんは小さいフードを見て、足をバタバタとさせていましたが、「おーすわり!」→座った瞬間に「いい子ねー!!」とほめることを繰り返し、なんとその日のうちから「オスワリ」を取得してしまいました。
物分かりがいいと絶賛してましたが、今だから分かることは、ただ単におやつがめちゃくちゃほしかっただけかもしれません。「この人おやつくれるぞ…(にやにや)」というむしろペンくんの思惑通りなのかも…。
フレブルだから、シッポで喜んでいるのか分からなくても、可愛くて嬉しくて…何度も何度もオスワリをさせては、おやつをあげてしまってました・笑
私が心がけたのは、できたら異常なほどほめてあげること。ほめるときは、少しだけ声を高くして「いい子だねー!!!」と頭もお腹も全身を撫でまくりました。この"少し声を高くする"ということが、今ではペンにとって何かいいことが起きる合図となったみたいで、お散歩する前や、新しいおやつを買ってきた時などはその高めの声で接してあげると、理解して喜んでくれます。
怖がりだったペンくんがお散歩大好きに。
ペンくんの初めてのお散歩のときは、異常なほど外を怖がり、全く歩きませんでした。あまりにも歩かないもんだから、帰りは抱っこして帰ったのを覚えています。
それが今や外に出た瞬間、体全身で自由を感じ、顔の表情は買いたての電球のようにピカピカ光っていて、最初から最後まで勢いが治まることはありません。
ペンさんは今日も元気いっぱい、大・大爆走です。おじいちゃんになったら今の状況が懐かしく愛おしく思うのかな…と思います。
来週は「お留守番」がテーマです。それではまた!

ラブリ プロフィール
メディアで活躍する一方で、自身の " 言葉 " を詩や写真・本・音楽・エッセイスト、様々な形に変えて表現の幅を広げている。一方でフィリピン観光親善大使として活動し、ファンクラブである「 KILIG 」を " 新しい社会 " と題して発信し、彼女ならではの新しい世界を作っている。
UP DATE