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「被災犬」を救助し続けSNSで発信した保護シェルター、著名コピーライターから届いたメッセージとは

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2014年に、トリミングサロンと動物病院、保護シェルターを合わせた施設を都心にオープンした、『ミグノンプラン』の活動をご紹介します。

保護活動の転機となった東日本大震災

東日本大震災後、福島で被災犬を救助していたときのワンシーン。変わり果てた町の中を、犬たちが放浪していたそう。

『ミグノンプラン』の代表として、動物の保護・譲渡活動を続けている友森玲子さん。2007年から現在まで2000頭以上の動物たちの命を救ってきた友森さんですが、その活動の規模を広げる大きなきっかけとなったのは、2011年3月に起こった東日本大震災でした。

「福島の原発事故で、多くの動物が置き去りとなり餓死している、という現状を知り、『とにかく助けなきゃ』という思いにかられました。
それまでは『一時預かりなどの後方支援をしよう』という考えでしたが、そんな気持ちが一気に吹き飛んでしまいました」

毎週被災地に通って動物たちを救助し続けた

被災地で救助活動をしていたときは、犬を捕まえるために全力で走り、塀をよじ登ることも。「身の危険も忘れ、いかに効率よく犬を保護しようか考える毎日でした」と友森さん。

友森さんは、福島への道路が開通したと同時に、ボランティアスタッフ数人とともに現場に向かいました。

「私のお店は毎週木曜が定休日なので、水曜の夜中に出発して早朝に福島に着き、ひたすら犬や猫の救助を行いました」

福島から東京に帰る車の中では、災害現場で保護した犬たちの預かり先を探すために、ひたすらSNSで情報を発信し続けたそうです。

そして、保護する犬の頭数が増え、預かりボランティアさんだけでは間に合わなくなったため、友森さんは、福島に通いながらシェルター用地を探すことに。

千葉県東金市に第1号のシェルターを開設

2016年の熊本地震の際には、東京から車を16時間も走らせて、犬たちの救助に向かったそうです。

そんなとき、友森さんの活動に感銘を受けた会社経営者の方が、自身が所有する千葉県東金市の広大な土地を無償で貸与することを申し出てくれたそう。
さらになんと、シェルターの建設までしてくれました。

この東金シェルターは、その後に起こった熊本地震のときにも大きな役割を果たしました。
このときも友森さんは、ボランティアスタッフとともに現地に何度も通い、犬30頭、猫46頭を保護。

そして、保護動物の譲渡率を上げるためにも、より多くの人が気軽に来られるよう、都心のシェルターをつくることに。
2012年、友森さんは寄付金を集めて東京都中野新橋にシェルターを開設。それにより譲渡数もさらに増えていきました。

愛犬家でもある、著名なコピーライターとの出会い

千葉県東金市にあるミグノンのシェルター。広大な敷地にはドッグランも設けられていて、保護された犬たちは伸び伸びと走り回ることも可能です。

そんな折、友森さんがSNSに上げていた保護犬の写真を見て、コピーライターで愛犬家の糸井重里さんがコメントを寄せてくれました。

「じつは、そのときまで私は糸井重里さんのことを存じ上げなかったんです(笑)。
SNSを通じて糸井さんと親しくなり、ある日対談をする機会をいただきました。
私は当時、自分のサロンの移転先を探していて、中野新橋のシェルターも今後どうしていこうか迷っていたんです」


次回は、糸井重里さんの助言により開設した新シェルターについてと、ミグノンの活動スタイルについてご紹介します。



※各情報は2020年6月8日現在の情報です。

出典/「いぬのきもち」2020年8月号『犬のために何ができるのだろうか』
取材・文/袴 もな 撮影/山内信也(ランコントレ・ミグノン)

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