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シニア犬や病気のある犬を保護、譲渡することで、東京都の殺処分数を少しでもゼロに近づけたい!

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2014年に、トリミングサロンと動物病院、保護シェルターを合わせた施設を都心にオープンした、『ミグノンプラン』の活動をご紹介します。

第1回の記事|東京のど真ん中に保護シェルターを構える「元・東京一小さな動物保護団体」

第2回の記事|「被災犬」を救助し続けSNSで発信した保護シェルター、著名コピーライターから届いたメッセージとは

糸井さんの助言により、都心の新シェルター開設へ!

お話を伺った、ランコントレ・ミグノン/ミグノンプラン代表の友森玲子さん。北参道の施設では、トリマーとして、また動物看護師として忙しく活動しています。

北参道に保護シェルターを構える『ミグノンプラン』。
その代表として、動物の保護・譲渡活動を続けている友森玲子さんは、SNSを通じで、コピーライターであり愛犬家でもある糸井重里さんと親しくなり、対談も行われました。

その対談後、再び糸井さんと会った友森さん。
糸井さんは友森さんに、
「今は、中野新橋のシェルター、自分のトリミングサロン、動物病院と3カ所を行き来して、時間を無駄にしているよね。
それならすべてをまとめた都心型シェルターをつくって、保護動物と新しい家族の出会いの場を提供してみたら」とアドバイスしてくれたそう。

不安はあったものの、友森さんは「あれこれ『できない理由』を考えるのではなく、とにかくやってみよう!」と決断。
その熱意に賛同した多くの人々からの出資を受けて2014年3月、株式会社として『ミグノンプラン』を設立。
そして、保護動物たちに新しい家族を見つけてあげたい、と志を同じくする出資者の方々へのお返しは「保護できた動物の数をお知らせすること」としました。

月に2回、北参道のシェルターでは譲渡会が行われ、子ども連れの家族、若い夫婦など多くの人々が訪れます。
「明るくおしゃれな雰囲気にして、保護動物に関心がないような人にも来てもらいたかった」と友森さん。

シニア犬や病気の犬たちを殺処分から救う

現在友森さんが介護している、またわりちゃん。頚椎を損傷し、寝たきりになっています。

ミグノンに居る保護犬の多くは、東京都の愛護センターなどにいた、なかなか譲渡先が見つからないシニア犬や病気をもっている犬たち、というのも特徴です。

「その一番の理由は、東京都の殺処分数を少しでもゼロに近づけたいから。
病気の犬やシニア犬だって、きちんとしたケアと治療をすれば見違えるような姿になって、その後の犬生を楽しく過ごしていけるんです。
私は『保護犬だからかわいそう』とは思いません。
みんなたまたま飼育放棄されただけ。
それぞれおもしろい個性があって、ほかの犬たちと何も変わらないんです」

譲渡した犬がシェルターに出戻ることがないように……

ドッグトレーナーの戸田美由紀先生。保護犬を飼った経験がない家族に対し、しつけのレッスンや的確なアドバイスを行います。

さらに友森さんは、譲渡した犬がまた戻ってくることがないよう、譲渡条件は厳しめにしていると解説。

たとえば、保護犬を飼った経験がない家族に譲渡をする際には、ミグノンと提携しているドッグトレーナーによるしつけレッスンを受けることが条件に。

ドッグトレーナーの戸田美由紀先生は、ミグノンから保護犬を迎えた家族に、しつけレッスンを数多くしてきました。

「保護犬を迎えるうえで一番大切なのは、新しい家に来た直後の対応の仕方です。
まず、家の中で安心できる居場所を犬につくってあげて、最初にルールとマナーを教え込むこと。
それが人と犬が幸せに暮らしていくためのポイントになります」
と戸田先生は解説してくれました。

心強い支援やサポートを受けつつ、今後も長く続けたい

まきわりくん(オス・13才)は、東京都の愛護センターで殺処分対象になっていたところをミグノンが保護しました。

最後に友森さんは、
「私が今までやってこれたのは、素晴らしいサポートメンバーがいてくれたおかげ。
今後も気負いすぎることなく、今の活動を少しでも長く続けていけたら、と思っています」
と語ってくれました。


※各情報は2020年6月8日現在の情報です。

出典/「いぬのきもち」2020年8月号『犬のために何ができるのだろうか』
取材・文/袴 もな 撮影/山内信也(ランコントレ・ミグノン)

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