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ミニチュア・ダックスフンドの特徴・性格・飼い方

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足が短く、胴長なフォルムが愛らしいミニチュア・ダックスフンド。狩猟犬として誕生し、現在は愛玩犬として多くの人気を集めいています。そんなミニチュア・ダックスフンドの特徴や性格、歴史や飼い方について、ご紹介します。

ミニチュア・ダックスフンドの特徴・魅力

友好的で落ちついているイヌが多い一方で、来客時など良く吠えます。これはもともと穴の中に入って獲物を吠えて追い立て猟をしていた名残だと考えられます。とにかく短足こそがこの犬種の一番の魅力。短い肢で明るく振舞い、人の指示をよく理解し、喜んで従ってくれます。また、柔軟性があることから、人に抱っこされても踏ん張ったりせずに落ち着いて抱かせてくれます。
短い肢で低い位置から人を見上げる姿は本当に魅力的です。

ミニチュア・ダックスフンドの歴史

中世時代には、ドイツでダッケルあるいはテッケルと呼ばれていた犬がミニチュア・ダックスフンド(ダックスフンド)のルーツ。アナグマ猟のために12~13世紀ごろにスタンダード・ダックスフンドが誕生し、より小型化されたミニチュア・ダックスフンドは19世紀に生まれました。狩猟犬から愛玩犬として人気を集める過程で、ミニチュアよりも小さいカニーンヘン・ダックスフンドが生まれ、毛質もロング、スムース、ワイアーと3種類に。一つの犬種ですが、歴史の中で様々なサイズや毛質が生み出された珍しい犬種です。日本ではペットブームを象徴する犬種で純血種人気1位に輝いたこともあります。

ミニチュア・ダックスフンドの外見上の特徴

胸囲30~35cm。体重5kg以下。ダックスフンドのサイズは生後15ヶ月を経過した時点で胸囲を計測して決定します。この時胸囲35㎝を超えていたらミニチュア・ダックスフンドも「スタンダード・ダックスフンド」に犬種変更可能です。足が短く胴が長い、胴長短足の容姿がいちばんの特徴。足は短いですが、とても太くてがっちりとしています。頭は上から見ても横から見ても細長く、鼻の先に向かって先細りになっています。大きすぎない卵形の目が、人なつっこく友好的な表情に欠かせないチャームポイントです。毛質はなめらかで光沢のあるロングヘアード、短く密集した被毛のスムースヘアード、針金状のトップコートをもつワイアーヘアードの3種類。毛色はレッド、イエロー、ブラック&タン、ブラウン&タン、レディッシュ・イエロー、ワイルドボアなどがあり、二色以上の混色の犬もいます。狭い穴に入って効率的に動けるように、あまり尻尾を高く上げないことも外見上の特徴です。

ミニチュア・ダックスフンドの性格

落ち着いていて友好的かつ好奇心旺盛な性格ですが、猟犬として真っ暗で狭い穴の中に入っていけるだけの勇敢な気の強い面も持ち合わせています。吠える猟を実施していたことで、初めて会う相手や物音に吠えやすい一面もあります。ただし、人の指示をしっかり理解し、従うこともできるので、正しいしつけによって、吠えグセを直すことも可能です。

ミニチュア・ダックスフンドを飼うのに向いている人

ミニチュア・ダックスフンドは、好奇心旺盛で遊び好き。狩猟犬の本能を満たせるような、ロープを使った引っ張りっこなど、いっしょに遊べる時間をきちんと確保できる人に向いているでしょう。また、見知らぬ人や犬にも友好的に接することができるよう、幼犬期からさまざまな刺激に慣れさせるなど、しっかり社会化をさせることのできる人が飼育するのが理想です。医療費がかかりやすい犬種です。イヌにかける経済的余裕の有無も1つの判断基準となります。

ミニチュア・ダックスフンドの飼い方

ミニチュア・ダックスフンドは胴長短足な形態的特徴から、背骨への負担がかかりやすい犬種です。ソファや膝の上からジャンプしておりたり、抱っこしてほしくて飼い主さんにピョンピョン飛びつくような、背骨のトラブルにつながるような行為を避けるようにしましょう。加齢や運動不足による筋肉量の低下は足腰にかかる負担をさらに大きくしますので、やや速足のウォーキングなどを散歩に取り入れることで筋肉量維持に努めます。また、肥満も背骨への負担になるので、体重を定期的に測ってゴハンや運動の量や質をしっかりと管理をすることも大事です。しつけに関しましては、とにかく無駄吠えをさせないしつけを積極的に行います。無駄吠えのコントロールが出来るようになれば、その他の問題行動も簡単にしつけられるはずです。

ミニチュア・ダックスフンドのハウス・ゲージなど住む場所・飼育環境

飼育している環境の中で入ってほしくない場所には、仕切りなどを設置して侵入を防ぎ事故を予防しましょう。とくに留守番させるときは、必ずサークル等に入れて思わぬ事故を防ぐようにします。また電気のコード類や噛み傷をつけられたくない家具などには、噛み防止用の塗布剤を塗っておくことが有効です。アンバランスな体型のため加齢に伴い筋肉量が落ちると、滑りやすい床の上で重心を安定させることが困難になったり、手首などの関節等に負担をかけることになります。飼育する際は、必ず滑りにくい床を選択しましょう。また大きな段差のない環境も理想的です。

ミニチュア・ダックスフンドの食事

主食には、フードと水のみで栄養のバランスがとれるように作られている、総合栄養食を与えましょう。一般食は、栄養バランスよりも食いつきを重視しているため、主食には不向きです。フードのパッケージの裏に総合栄養食と記載されているものを選んで。犬は、成長や年齢ごとに必要とされる各栄養素の量が異なります。「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。手作りフードは与えている物を飼主さんが把握できる安心感があり、愛犬のことを思いながら調理する楽しさもあります。しかし栄養バランスを保つのが簡単ではないため必要ならばサプリメント等で補いながら実施することをオススメします。

ミニチュア・ダックスフンドのお手入れ

ロングヘアードは、コームや獣毛ブラシで毎日ブラッシングを。とくに散歩後はしっぽのいちばん長い毛にゴミがつきやすいので、見逃さないようにしましょう。スムースヘアードは濡らした布を固く絞って体全体をふきましょう。ワイアーヘアードは、定期的に獣毛ブラシでブラッシングを施します。口のまわりにひげのように生えている毛に食べかすなどがつきやすいので、ゴハンのあとは軽い拭き取りなどを実施しましょう。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

ミニチュア・ダックスフンドが気をつけたい病気・寿命

・長い胴にジャンプや肥満で負担をかける「椎間板ヘルニア」
・短足のため「関節炎」
・老化にともなって目が濁る「白内障」
・歯垢や歯石内の細菌が感染する「歯周病」
・膀胱に石ができ、痛みが出る「膀胱結石」

飼いやすさの目安 ※5段階評価
お散歩が楽 4
初心者向き 4
友好的   4
お手入れのしやすさ 4
訓練のしやすさ 4

監修
ヤマザキ学園大学 講師 福山貴昭先生(危機管理学修士)

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