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ロットワイラーの特徴・性格・飼い方

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たくましくて勇敢な作業犬のロットワイラーは、マッチョな魅力を求める人たちから絶大な人気を誇るドイツ出身の大型犬です。しつけをきちんとすれば、飼い主に従順で、信頼できるパートナーとなってくれる犬、そんなロットワイラーの特徴や性格、歴史や飼い方、気を付けたい病気について、ご紹介します。

ロットワイラーの特徴・魅力 

精悍な顔立ちで、たくましい体つきのロットワイラー。防衛本能や力が強く、飼い主には従順なので、警察犬、介助犬、災害救助犬として活躍できる作業犬として広く知られています。警戒心が強いので、番犬としても理想的でしょう。堂々とした風貌で、勇敢で歴史のある犬なので、ヨーロッパやアメリカで大変人気の高い犬です。

ロットワイラーの歴史 

古代ローマ軍が長い遠征に出る際、いっしょに移動する牛の群れを護衛する役割を担っていた家畜護衛犬が、ロットワイラーの祖先犬といわれています。ローマ軍隊のひとつが遠征先の南ドイツに定住することになり、犬たちも定住することに。その場所がロットワイル地方で、ロットワイラーの名前がこの地域から名づけられました。ロットワイラーの主な仕事は家畜を追い立て、主人を護衛して財産を守ることでしたが、そのなかで警護犬としての適性が見出されたといわれています。

ロットワイラーの外見上の特徴 

体高※56~68cm。体重42~50kg。ボディバランスは体長※は最大でも体高を15%超えてはならないとなっている。ロットワイラーのマズルは太く、骨量があり、アゴの力は強い。しっぽは飾り毛の少ない先細りの垂れ尾ですが、多くのドイツ原産の作業犬同様に短く切除する断尾を実施する慣習がある。現在は、生まれたままのしっぽを残すブリーダーも増えてきています。被毛は短く、まっすぐ硬い毛が密生しています。毛色は、ブラック&タン(黒と茶)で栄養と手入れが良いと太陽の下で黒光りします。タンは目の上と頬、マズル、のど、胸、脚、尾の下にあり、地色との境がはっきりしていることが多いです。番犬としての機能するための威圧感のあるロットワイラーは、俊敏性と耐久性をも持ち合わせています。
※体高:地面から首と背中の境目付近までの高さで、人の身長に相当するもの。
※体長:前胸の出っ張り部分から、お尻の出っ張り部分までの長さ。

ロットワイラーの性格 

ロットワイラーは、大胆で勇敢な性質をもち、警戒心も備わっているため、番犬として理想的といえる犬種です。自信に満ちた性質の犬によく見られる、静かで自信のある態度と同時に、頑固な態度に出る犬もいます。見知らぬ人に対しては無差別に馴れず、慎重な態度で接します。力の強い大型犬なので、まず社会性を持たせることが必須。信頼できるパートナーとして共に暮らすためには、人間社会で暮らすうえで必要なルールをしっかりと覚えさせます。

ロットワイラーを飼うのに向いている人 

俊敏性と破壊力・攻撃力のある中・大型犬なので、威嚇も含めた犬の攻撃性をしっかりとコントロールできる人が、飼主としての絶対条件となります。また運動量を多く必要とする犬種のため、毎日1時間程度運動させられる人に向きます。体が大きいので、食費、医療費、老犬介護費などの金銭的負担がクリアできることも条件として考慮する必要があるでしょう。暑さが苦手なので、エアコンなどで温度管理ができる環境が作れることも大切です。家族全員でロット・ワイラーをコントロールできることが、この犬種を迎え入れる条件ともなります。

ロットワイラーの飼い方 

ロットワイラーは、作業犬としての活躍が長いため、基本的に要求する運動量は多いです。朝夕の散歩は各30分程度実施し、時間的余裕のある時はドッグランを利用し自由運動をさせましょう。ただし、大型犬のため骨格形成が整うまえの子犬の時期は、あまり負荷がかかりすぎる激しい運動を多くさせることは避けましょう。作業犬に向くだけあって、人に喜ばれること自体が大好きですので、犬が望むのであれば、できるだけ多くコミュニケーションをとってあげると良いでしょう。とても力が強いので、しつけはできるだけ早い段階からスタートし、トラブルが起こらないように努めましょう。

ロットワイラーのハウス・ゲージなど住む場所・飼育環境 

室内で自由に動けるようにして、入ってもらいたくない場所には、仕切りなどを設置して事故の予防をしましょう。また、犬が静かに落ち着けたり、眠ることができたりする自分だけの場所として、クレートや大きめのベッドを用意しておくといいでしょう。運動量が多いので、犬が自由に走れる庭があると理想的です。ロットワイラーの飼育環境は、とにかく破壊力に耐えられる頑丈な作りであることが条件となります。寒さが厳しいドイツ出身の犬種なので、暑さは苦手です。運動量豊富な犬種とはいえ、暑い季節は長時間外出するのは避け、室内の温度・湿度は犬が快適な程度に保ち、熱中症などにならないよう十分に気をつけましょう。

ロットワイラーの食事 

主食には、フードと水のみで栄養のバランスがとれるように作られている、総合栄養食を与えましょう。一般食は、栄養バランスよりも食いつきを重視しているため、主食には不向きです。フードのパッケージの裏に総合栄養食と記載されているものを選んで。犬は、成長や年齢ごとに必要とされる各栄養素の量が異なります。「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「大型犬用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。手作りフードは与えている物を飼主さんが把握できる安心感があり、愛犬のことを思いながら調理する楽しさもあります。しかし栄養バランスを保つのが簡単ではないため必要ならばサプリメント等で補いながら実施することをオススメします。

ロットワイラーのお手入れ 

ロットワイラーは短毛で被毛が硬いため、毎日固く絞ったタオルで拭きあげたうえ、ラバーブラシを使用し、少し強めにブラッシングしましょう。タコになりやすい肘などの関節部位の皮膚は、必要であれば保湿クリーム等を塗布します。肉球も乾燥により割れることがありますので、同じケアを実施しても効果があります。

ロットワイラーが気をつけたい病気

・股関節の形が先天的に異常な形になっている「股関節形成不全」
・胃がねじれを起こしてガスや液体がたまる「胃捻転」
・骨にできるがん「骨肉腫」
・垂れ耳のため、むれやすくかかりやすい、細菌やカビが原因で外耳道に炎症が起こる「外耳炎」

飼いやすさの目安 ※5段階評価
お散歩が楽 2
初心者向き 1
友好的   2
お手入れのしやすさ 4
訓練のしやすさ 3

監修
ヤマザキ学園大学 講師 福山貴昭先生(危機管理学修士)

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