日本獣医生命科学大学の長谷川大輔教授を代表とする研究グループは「犬と飼い主の負担を減らすために。脳腫瘍治療に新たな一手を!」プロジェクトを公開し、犬の脳腫瘍における治療の研究を試みるため、「READY FOR」にてクラウドファンディングを2023年4 月10 日(月)~ 5月31日(水)まで実施しています。
≪プロジェクトについて≫(以下リリース資料より抜粋掲載)
現在、私達神経科の獣医師の所には毎週といって良いほど脳腫瘍(疑いも含む)の患者犬が診断・治療の目的で来院されています。
主に5歳以上の中齢〜高齢の犬に多く、てんかん発作、性格や行動の変化、旋回運動や徘徊、徐々に進行する運動失調(ふらつき)、視力低下〜消失、意識レベルの低下などが主な症状です。
最終的には起立不能となり昏迷や昏睡といった状態に至るか、発作が止まらなくなる、衰弱、嚥下困難から肺炎、そしてまれではありますが、突然死することもあります。
現在も犬の脳腫瘍については、いくつか治療法はありますが、どれも犬と飼い主さんにとって負担が大きいものとなっています。少しでもその負担が軽減できるよう、私たちの共同研究チームでは、新たな脳腫瘍治療の研究を行います。
そこで使用する薬剤の購入費用を募るクラウドファンディングに挑戦することを決めました。
犬の脳腫瘍の現状、共同研究チームによる新たな治療法、および今回のクラウドファンディングについて詳しく知りたい方は下記をご覧になってください。
●公開期間:2023年4月10日(月) 9:00 〜 2023年5月31日 23:00
●お問い合せ先:日本獣医生命科学大学 事務局事務部庶務課
メール:shomu@nvlu.ac.jp
電話:0422-31-4151
※本記事は、プレスリリースから抜粋掲載をしております(いぬのきもちWEB MAGAZINEが取材した記事ではありません)。掲載されている情報に関する詳細やお問い合わせは、情報配信元様にお願いいたします。