犬と暮らす
UP DATE
犬があごをのせてくつろぐ理由とは? 癒やされる「あごのせ画像」も♡
犬が飼い主さんやモノにあごをのせることを、SNSなどでは「あごのせ」として数多く投稿されていますが、犬はなぜあごのせの姿勢をとるのでしょうか? 今回は、インスタグラムに投稿されたあごのせ写真とともに、犬があごのせする理由についてご紹介します。
犬にとってあごのせは「くつろげるポーズ」
犬にとってあごのせは、リラックスできる楽な姿勢です。人が枕やクッションに頭をもたれかけるような感覚で、犬も何かにあごをのせてくつろいでいるのでしょう。
なお、あごのせする場所によって、そのときの犬の気持ちが異なることも。次から詳しく見ていきましょう。
こちらの写真は、@tsu_mu_gi.215さんの愛犬のつむぎちゃん。お風呂に入って疲れたのか、あごのせの姿勢でくつろいでいるようです。
なお、あごのせする場所によって、そのときの犬の気持ちが異なることも。次から詳しく見ていきましょう。
「飼い主さんの体」にあごのせする場合
犬が飼い主さんにあごのせするときは、「甘えたい」「安心したい」といった気持ちのあらわれです。甘えん坊の犬が大好きな行動ともいえるでしょう。
こちらの@chapa.pomeさんの愛犬ちゃぱちゃんは、飼い主さんの腕にあごのせしてこの寝顔。大好きな飼い主さんに甘えたかったのかもしれませんね。
飼い主さんの足にあごのせする犬も多い
ちなみに、足の間や足の裏など、より飼い主さんのニオイやぬくもりを感じられる場所に、あごのせする犬も多いようです。
@maromaron_1128さんの愛犬のマロちゃんは、飼い主さんの足にあごをのせてお昼寝中。飼い主さんのぬくもりを感じていると、安心して眠くなるのでしょうか。
飼い主さんの上にのってしまう犬も
犬は飼い主さんに対する独占欲が強くなると、「この人は自分のもの!」というアピールで、飼い主さんの上にのってしまうこともあるようです。
このとき犬が飼い主さんと同じ方向を向いて、周囲のモノにあごのせしていたら、犬は飼い主さんと同じことをしているつもりになっているのかもしれません。
@kotetsu_yomogi_pugさんの愛犬こてつくんは、飼い主さんの上にのり、ひじにあごのせして眠っています。きっと飼い主さんのことが大好きなのでしょう。
同居犬やベッドのふちなど「やわらかい場所」にあごのせする場合
犬が同居犬の体にあごをのせていたら、心地よいぬくもりを感じているのでしょう。
また、ベッドのふちやぬいぐるみにあごのせするのは、接地面が多く犬にとってはくつろぎやすい場所だからです。ぬくもりや快適さを追求する、“本能的なあごのせ”ともいえますね。
@ten_bosさんの愛犬てんくんは、枕にあごをのせてこの寝顔。心地よく眠るお顔が愛おしいですね!
暗くて狭いところにあごのせするのも本能?
犬は暗くて狭いところにあごをのせることもあります。これは野生時代に過ごした「ねぐから」を思い出し、本能的に落ち着けるからでしょう。
@shiroakita_qchanさんの愛犬Qちゃんは、テーブルと壁の隙間から顔を出してあごのせしています。つぶらな瞳がたまらなくかわいいですね。
「個性的な場所」にあごのせする犬も
犬はテーブルの上やサークルのふちなど、ちょっと変わった場所にあごのせすることもあります。これは、「テーブルの上が気になる」「この感触を味わいたい」など、その犬ならではの欲求や好奇心を追求した結果でしょう。
姿勢が苦しければ犬は自発的にやめるので見守ってあげましょう。
@beth.bordercollieさんの愛犬Figちゃんは、テーブルの上にあごをのせて休憩中。ちょっと難しい姿勢ですが、器用にくつろいでいますね。
みなさんの愛犬は、どんな場所にあごのせしますか?
参考/「いぬのきもち」2017年5月号『くつろぐ姿をパシャリ☆と激写 あごのせ犬 Photo Book』(監修:東京農業大学農学部バイオセラピー学科教授 獣医師 獣医学博士 増田宏司先生)
参照/Instagram
文/こさきはな
★Instagram、Twitterで「#いぬのきもち#ねこのきもち」でご投稿いただいた素敵な写真・動画を紹介しています。
UP DATE