初対面で膝の上で爆睡したペキニーズの子犬　1才で“個性全開のおもしろいコ”に成長！

なかなか踏み切れなかった犬を迎える決断。そんな家族に、“運命の瞬間”がそっと訪れました。

「このコはうちのコだ」と思った、忘れられない出会いの日

初めてぺたろーくんを抱っこしたときの様子 — 「初めて抱っこした日。初対面の時から爆睡してたね。」

紹介するのは、X（旧Twitter）ユーザー@petaro1107さんが投稿していた写真。こちらは、愛犬・ぺたろーくん（撮影時、生後2カ月／ペキニーズ）と初対面したときに撮影した一枚です。

飼い主さん一家には「犬をお迎えしたい」という気持ちが長年あったものの、なかなか決断できずにいたのだそう。そんなある日、家族で訪れたペットショップで、ぺたろーくんとの“運命の出会い”が訪れました。

飼い主さん：
「ケージから出てきたぺたろーは、私の膝の上に乗せられた途端、初対面にもかかわらず小さないびきをかいてぐっすり眠り始めたんです。その姿があまりにも愛らしく、思わず悶絶してしまって。

『このコはうちのコだ』と、その場にいた家族も同じ思いになり、『このコのすべてを守りたい』とお迎えを決心したんです」

ぺたろーくんの可愛さに癒されつつも、「『何があっても、最期のそのときまでこのコのそばにいる』という親のような覚悟が強かったように思います」と、当時を振り返る飼い主さん。

また、忘れられないこんなエピソードも。

飼い主さん：
「実は、実家にお泊まりしていた子どもたちには内緒で、こっそりぺたろーをお迎えしました。

子どもたちが帰宅し、リビングで初めてぺたろーを見た瞬間の、時間が止まったかのような“完全フリーズ状態の表情”は、今思い出しても笑ってしまいます」

1才になったぺたろーくん　“ふわふわのわたあめ”のようにスクスク成長！

子犬のぺたろーくんを迎えてはじまった、念願だった犬との暮らし。お迎え初日のぺたろーくんは、慣れない環境の緊張からか、用意したゴハンを少ししか食べられなかったそう。

とても心配したという飼い主さんですが、1才（取材時）の現在は、ゴハンが大好きなコに成長しています。

飼い主さん：
「キッチンに立つと察知して、“光の速さ”で猛ダッシュしてくるんです。別の犬になったのかと思うほど、食べることが大好きになりました」

当初、「両親犬が小柄だから、そんなに大きくならないはず」という話があったそうですが、ぺたろーくんはよく食べてスクスクと成長。

今では「“ふわふわのわたあめ”のような体つきに育った」といい、その成長スピードに、周りの人たちも「もうこんなに大きくなったの？」と驚いているそうです。

“掴みどころのないおもしろさ”が最大の魅力

ピーマンを見てびっくりするぺたろーくん — ピーマンを見て「びっくり」な反応をするぺたろーくん。

ぺたろーくんについて、「食いしん坊で家が大好きで、超怖がりという、個性のあるコ」と話す飼い主さん。“掴みどころのないおもしろさ”が、最大の魅力でもあるのだそう。

とくにおもしろいのが、キッチンから出てくる食材に対する反応だといい、こんなエピソードが。

飼い主さん：
「先日、私が冷蔵庫からピーマンを取り出したところ、ぺたろーは目を見開いて匂いを嗅ぎ、最終的にはそのピーマンに対して威嚇していました。

ピーマンだけでなく、大根や白菜など、見慣れない野菜や果物には次々と警戒心を露わにし、まるで『こいつは宇宙から来た危険な物体だ！』とでも言いたげな真剣な表情が可愛らしいです」

一方で、ボール遊びに関しては、怖がりな性格が嘘のように大胆に。食べ物であるはずの「梨」もなぜか怖がることなく、ボールのように嬉しそうに転がして遊んでいたことも。

予測不能な性格のぺたろーくんのおかげで、飼い主さんの家は毎日笑顔であふれているのだそうです。

「我が家に来てくれて心から感謝」

飼い主さん家族にとって、かけがえのない存在となったぺたろーくん。最後に、飼い主さんは今の思いをこう語っていました。

飼い主さん：
「外でほかのわんちゃんに会うと固まってしまうぺたろーですが、帰宅すると『ふぅ。やっと世界一安全な場所に帰ってきた』という安堵の表情を見せてくれる瞬間がたまりません。おうちがぺたろーにとって心からリラックスできる場所になったことが、とても嬉しいです。

我が家に来てくれて、心から感謝しています」

写真提供・取材協力／@petaro1107さん／X（旧Twitter）
取材・文／雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年12月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。