暮瀬姉弟と吉田くん
家で翻訳の仕事をするイケメン暮瀬周一(くらせ・しゅういち)と姉の香蘭(から)、愛犬・吉田くん(ラブラドール・レトリーバー)が主人公の漫画連載。飼い主さんが「あー、あるある!」と言いたくなる、ほっこりした犬との暮らしの日々を綴ります。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百九十七「吉田くんと洋服」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 寒暖の差がおかしいほどに動く頃、衣替えしたはずなのに出したり片付けたりを繰り返す香蘭。思わずくったりしてしまう香蘭に吉田くんが「着替え?」と近づいてくる。寒くなりはじめると吉田くん用洋服を着ることを覚えた吉田くんは、香蘭の出していた服に顔を突っ込んでいってしまう。香蘭は片付ける前に吉田くんの毛をとる作業を始めることになってしまった。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百九十六「吉田くんと寒い朝」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 一気に冷え込みはじめた今の時期、暮瀬家も同様に朝の冷えが厳しく起きてこない周一に吉田くんがずっしりと体重を乗せて起きての主張をする。けれども周一が全然起きなくて苦戦中。寒さから布団から出なくてもぞもぞする周一に勝てない吉田くんの後ろから現れるのは香蘭。寒くても大型犬である吉田くんの散歩はしなければならない。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百九十五「吉田くんと松ぼっくり」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 吉田くんと秋の散歩中の周一。見上げれば空が高く鰯雲が浮かんでいることに周一は秋空だと感動して吉田くんに声をかけると、下を向いていた吉田くんの口がパンパンとなっていた。何が口に入っているのか確かめれば、秋の風物詩、松ぼっくり。口に入るだけの数をパンパンに入れてご機嫌。帰るまでにどうにか減らさないといけないと吉田くんを揺さぶる周一だった。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百九十四「吉田くんと秋の寒暖」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 11月に入り、寒い日が増えるので吉田くんに服を着せてあったかくなってもらおうとする香蘭。吉田くんは大型犬で毛皮もあると理解しているのものの、可愛く温かくできる犬用の洋服に喜んで着せたくなる香蘭はそれを持ち出したものの……今年の夏も秋も破天荒。暑くなる日には無理矢理できることでもないので、香蘭は悲鳴をあげてしまった。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百九十三「吉田くんのツチノコ」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 暮瀬家でお気に入りのクッションの上ですやすやと眠っている吉田くん。その姿にスマホを取り出した周一。真上から吉田くんを見ると、まるで未確認生物のツチノコに似ているから写真を撮ろうとする。愛犬のちょっと面白い姿は写真フォルダに納めたいのが飼い主の性(さが)というものだが、しかして大抵こういう時に限って愛犬はそのポーズを止めてしまうものだった。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百九十二「吉田くんとのご飯攻防」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 吉田くんのご飯を見守っている周一。ご飯がウェットフードからドライフードから変わって吉田くんの食欲が進まないことに気付く周一。食べなければ元のウェットフードあるいは他のものが出てくると期待しているであろう吉田くんの考えを察して、吉田くんにめげない周一。他ものが食べたい吉田くんと、食べさせたい周一の攻防タイムが始まる。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百九十一「動かない吉田くん」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 疲れた顔で吉田くんに声をかける周一、そしてメロメロな顔をしている吉田くん。ふたりは現在、外で夕方の散歩中の真っただ中。満足するまでここを動かずにいる構えの吉田くんに、周一は声をかけるしかない。しかし吉田くんは動く気配はなく、結果的に暗くなるまでなでなでされ続けていた。散歩の上では吉田くんが優先される。これもいつもの光景。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百九十「吉田くんと秋の味覚」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 秋の味覚が豊作になり、食べるのが楽しくなってきた頃。焼き芋を作った周一に涎を垂らしながらずりずりと近寄ってくる吉田くんに冷やしながら適量を食べさせてあげる周一だが、何でも美味しく食べれてしまうと気になるのが口の中。吉田くんの歯を磨かねばならないと、食べ終わったあとは吉田くんの歯磨きをする周一だった。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百八十九「吉田くんのささやかな抵抗」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 吉田くんと二人きりの香蘭。気づいたら靴下がひとつ行方不明になっていた香蘭。探してみると吉田くんが前足に挟んで持っており、返してもらおうと手を伸ばしたが、そっと前足で隠されてしまう。気に入ったのか返す素振りもなく、まるで持っていませんとばかりの態度をする吉田くんに香蘭はどうやって取り返そうかしらと悩むのだった。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百八十八「吉田くんの秋の風物詩」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 涼しい風が吹くようになった秋の散歩を楽しむ吉田くんと周一。のびのびと伸びる秋草に鼻先を突っ込んで匂いを嗅いでいる吉田くんの一旦停止にちょっと悩む周一。秋になれば増える「ひっつき虫」、吉田くんのように愛犬にはびっしりとくっついてくるのは当たり前の光景。ほどほどに草むらから顔を出してほしいけれども……と考えていると満足気な吉田くんがびっしりと顔にくっつき虫をつけていた。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百八十七「吉田くんと室内遊び」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 雨風が酷くて外に出られない周一と吉田くん。吉田くんの散歩に行ける時間がとれないので、ストレス発散のために室内で遊ぼうと周一は吉田くんをクッションの玩具で誘ってみるが、口でぱくりと噛んでから動かない吉田くん。引っ張り合いをはじめようとするが、思ったより拮抗をはじめてしまい「動いてストレス発散させよう」とした周一の思惑は外れた。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百八十六「吉田くんと夜の散歩」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 過ごしやすくなった夜に散歩をする吉田くんと周一。空を見上げて綺麗な月に周一はスマートフォンを向けてカメラモードのシャッターを切る。画面に映った月から次に吉田くんを写して、吉田くんの二つの丸い目が緑色に光っていて周一は笑ってしまう。家に戻って周一は吉田くんとお月見をすることにした。夜長の秋が近づいてきました。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百八十五「吉田くんのご機嫌ナナメ」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 帰宅した香蘭の前にいる吉田くん。その表情や態度がご機嫌ナナメを表していて疑問を口にすれば、周一が理由を話す。散歩途中に帰宅しなければならない事情が発生してしまい、吉田くんの散歩を切り上げて帰った。それから帰宅してもずっと吉田くんの機嫌なナナメっていると聞いた香蘭は夜の散歩を提案。満足できなかった分はきちんと補う周一だった。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百八十四「吉田くんとの朝食」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 夜明けの散歩から帰宅した吉田くんと周一。前回寝ぼけていたが、すっかり散歩で目が覚めて元気な吉田くんにご飯を出す周一。体重がほどよくなるまでヘルシーなご飯に変更していた周一は、最初の食いつきがよい吉田くんにうんうんと頷く。動いた時のご飯は美味しいよね。と、見守っていたが勢いの良かったのは最初だけで半分残されてしまった。気付くのが早い。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百八十三「お盆と吉田くん」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん お盆最終日のこと。お盆も過ぎれば日が暮れるのが早くなり始め、周一も外を見て吉田くんに「散歩に行こうか」と声を掛ける。その吉田くんがじっとソファーを見つめていたのに気づいて、周一は首を傾げるが何も見えない。「何を見ていたの?」と声をかけながら出ていく一人と一匹。それを先代吉田くんがソファーで見送っていた。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百八十二「夜明けの散歩と吉田くん」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 早朝、よりも早い朝に起きる周一。いつも通りの朝では吉田くんに太陽の容赦ない光が反射して暑くなることを懸念しての早起きだ。周一もかなり眠いがこれも吉田くんのためと、吉田くんを起こして散歩に行こうと声をかけるけれども、吉田くんはやっぱり眠い。うつらうつらしている吉田くんをどうにかして散歩に連れて行く周一だった。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百八十一「吉田くんの涎と水浴び」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 吉田くんを撫でたりして遊ぶ周一は、手が吉田くんの毛と涎でべとべとになっていることに気付く。この暑い日々で少々のべたつきが気になってしまう周一は手を洗いに行こうと洗面所に向かおうとするが「洗う」という単語で、水浴びができるとわくわくしてしまった吉田くん。その顔を見て仕方なしなし、吉田くんを浴室で水浴びに付き合ってあげる周一だった。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百八十「それでも寝る吉田くん」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 涼しい屋内で寝ている吉田くん。しかしその体勢は、寝やすそうとは程遠い、ソファーに首を引っかけたポーズ。少し心配になる周一はソファーに座るために吉田くんに声をかける。声をかければ体勢を変えて寝るだろうと思ったが、吉田くんは周一の足の間に首をねじ込み、さらに寝苦しそうな体勢に。それでも気にせず寝続ける吉田くんにちょっと驚く周一だった。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百七十九「扇風機と吉田くん」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 猛威としか言いようのない暑さは屋内の冷房だけでも足りないと判断した香蘭。吉田くんが涼しくなれるように扇風機を設置することに。掃除機ほどの駆動音がないとはいえ、多少音と風が強いと嫌がるかなと心配しつつ、愛犬も熱中症にたやすくなってしまいそうな暑さを懸念してスイッチをオン。果たして吉田くんは……扇風機の前に陣取って涼むくらいに気にしなかった。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百七十八「夏の湿気と吉田くん」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 湿度の高い夏を迎えた暮瀬家。周一も暑さでシャワーを前回浴びたが、吉田くんもこの暑さには水浴びでリフレッシュする回数が増える。しかし、湿度が高いために乾かす時にはきちんと地肌まで確認しながらしないと、吉田くんの体質では皮膚のトラブルが起きやすくなってしまう。丁寧にタオルとドライヤーで乾かす周一の苦労を露知らず、動き回りたい吉田くんだった。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百七十七「シャワーを浴びたい周一と吉田くん」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 暑さにより汗が止まらなく、服がべたべたになった周一。帰宅して急いで汗を流したい周一だったが、脱衣場にいる周一に吉田くんがやってくる。水浴びをするのかと思ったからだ。けれど周一は自分のシャワーであるため、吉田くんを浴室には入れなかったが、周一が出てくるまでずっと吉田くんがスモークガラスに写っていて周一はちょっと怖かった。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百七十六「夏の午後の吉田くん」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 午後は外に出るのが暑すぎる!という夏を迎えはじめた暮瀬家。吉田くんも外には出ずにクーラーで温度調整された部屋でお昼寝を満喫中。それを見て寝ている吉田くんで思わず遊び始める香蘭。微動だにせずに夢の中を満喫している吉田くんに「かわいい」と楽しみながら吉田くんにお手玉を積む。暑い午後を飼い主も愛犬も体調を崩さないように涼しい部屋で過ごした。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百七十五「吉田くんは散歩に行きたい」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 6月も下旬、夏が近づき炎天下の日々が見え隠れする頃。キャップ帽を準備しつつも、憂鬱に吉田くんに声をかける周一の視線の先には、吉田くん。散歩に行きたいと玄関先にいる吉田くんに外がまだ日射で光っていることを見せるが、散歩に行かない方がおかしくない?と言わんばかりに玄関から動かない。しぶしぶ周一は散歩に行き始めることになる。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百七十四「吉田くんの憂鬱顔」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん げっそりしているご飯時の吉田くん。香蘭が周一に訳を聞いてみると、前回、吉田くんが雨合羽を着れていなかったためにちょっと体をスリムにさせようとご飯をヘルシー志向に変えたらしい。しかし、吉田くんに暗雲が立ち上っており、どうにも気分はのらない様子。そして雨合羽が着れるようになるまで吉田くんの顔はずっと不満げだった。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百七十三「吉田くんの雨天中止」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 散歩に出かける直前、玄関先にいる吉田くんと周一。その先の外は土砂降りの雨。散歩は行った方がいいはずだと喋っていると外が輝き、雷様のご到着。周一の股の下に体を丸めて屈み、雷避けにしようとする吉田くんの必死な姿に「避けに使わないで」と周一は呆れつつ、吉田くんの様子に雨天決行を中止にすることにした周一だった。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百七十二「吉田くんの知らんぷり」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん ソファーで吉田くんと寛ぐ周一。読書もひとつ終え、くっついている吉田くんに退いてほしいと声をかけてみるけれども、当の吉田くんは知らんぷり。周一の膝に頭を乗せて余計に退く気配を見せない。動きませんの意思を示した吉田くんに周一は香蘭に本を託すことに。飼い主と一緒にいるのを優先したい吉田くんの愛ある無視に香蘭はちょっと笑った。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百七十一「合羽と吉田くん」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 雨に濡れるとニオイが出てしまうため、吉田くんに合羽を着せようとする周一。いつものように着せようとするけれども、吉田くんの胸元が締まらない。去年は着れたはずの合羽が着れないことに頭をひねる周一が辿り着いたのは「よしだくん、太った……?」。吉田くんに健康的な体型維持をしないといけないと、強く思う周一だった。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百七十「吉田くんの変身」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん ソファーで何かをしている香蘭に「遊んで」と前足でおねだりをする吉田くん。しかし香蘭には「ごめんね」と断れてしまい、吉田くんは香蘭の腕と脇の間から強引に顔を突っ込む。その姿を上から覗く香蘭にはかわいいアザラシに似ていて、思わず笑ってしまう。吉田くんの思わぬ変貌に思わず笑ってしまった香蘭は、そのあと吉田くんと遊んだ。押してダメならさらに押すのが吉田くん。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百六十九「吉田くんと一緒の布団」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 周一と同じ部屋で寝ている吉田くん。今夜は周一の布団のなかで眠るそうで、周一は不思議に思いつつ一緒に寝ることに。おやすみと声をかけて眠りにつこうとする周一だが、小さな異音とともに布団のなかに籠る臭気に思わず起きてしまう。どんなに可愛い吉田くんでも、さすがにオナラには白旗を上げてしまう周一だった。もちろん吉田くんは自分と気づいてない。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百六十八「周一の心と吉田くん」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 室内にいることが多い吉田くんの日中の暑さ対策のために、冷感シートをクッションに置いてみた周一。吉田くんを呼んでみたものの、当の吉田くんは鼻先でひっかけて全部退かしてしまった。いつものクッションが好きな吉田くんの気持ちはわかるけれども、吉田くんのために敷いたのになあとちょっと思ってしまう周一だった。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百六十七「帰宅時の吉田くん」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 外から帰宅した周一にいつも出てくる吉田くんが今日はない。吉田くんの名前を呼んで探しにいくと、寝ていた吉田くんが顔をあげて「なになに?」という表情。寝ているところを謝る周一だが、吉田くんは眠たそうな目をそのままになんとか起きようとする。家族が帰ってきたら寝続けるよりも起きて構ってほしい吉田くんだった。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百六十六「吉田くんと春のお風呂」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 吉田くんと帰ってきた周一は、ひとつ悩んでいた。この時期に風に運ばれる色々なものが体に付着するため、吉田くんの体を洗ってあげたいと思っていた。しかしながら寒暖差が激しい日が続き、吉田くんの体調にも影響するのではないかという心配も同時にある。そんな悶々とした悩みに対して香蘭はスパッと花粉症のこともあるからがんばれとエールが。エールだけなことに周一はスンッとしてしまった。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百六十五「吉田くんの夕飯とよだれ」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 吉田くんの夕食を準備している周一。その後ろで吉田くんはウロウロ、そわそわして様子を見ており思わず周一も「待ってね」と声をかける。ようやくご飯の準備ができて声をかければ、床が吉田くんの涎がべとべと……。吉田くんが食べている間に片付けをしなければならないと思う周一だった。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百六十四「吉田くんの抜け毛と香蘭」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 春の換毛期にブラッシングをした吉田くん。その片付けをしている周一に、香蘭が花粉かと思いびっくりする。それは過敏であるけれど、香蘭がブラッシングをしたがらないのは吉田くんが散歩で花粉が体にくっついてしまうから。綺麗になった吉田くんに香蘭は喜ぶが周一を遠ざけるため、周一はげっそりとしてしまった。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百六十三「おやつと吉田くん」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 暖かい春の午後、周一はあるところに視線を向ける。その先には涎を垂らして周一を見る吉田くんの姿。午後のおやつにどら焼きを食べようとする周一に、吉田くんは美味しそうな匂いを嗅ぎつけて思わず口から涎を垂らしてしまっていた。ねだる視線をそらさない吉田くんにたじたじになってしまった周一は、最後、吉田くん用のおやつをあげるのだった。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百六十二「春の寒暖と吉田くんの水浴び」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 日中の日差しが強くなり、暑さすら感じ始める三月末。日光の強さ、暖かさに思わず目を細めてしまう周一は、吉田くんが水浴びを喜ぶかなと考える。とはいえまだ春のなか。日中は暖かくても、夜になれば寒さが厳しくなる時もある。愛犬の体を濡らす時は夏よりも丁寧にしなければ、と吉田くんにバスタオルをかける周一だった。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百六十一「花粉症の香蘭と吉田くん」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 香蘭に散歩へ連れて行ってほしくて寄り付く吉田くん。しかし香蘭は「だめ」「無理」と告げる。理由は外に出たときの花粉に過剰反応して涙や鼻水が出てしまう症状に悩まされているためだ。ぐりぐり擦りつく吉田くんに香蘭は周一に助けを求める。花粉症はどうしようもないものだから無理な時は無理せず、家族に頼ったりお休みにしよう。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百六十「吉田くんの期待」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん スーパーに売っている焼き芋を買った周一、家でひとつ食べてみるとじっと自分を見る吉田くんの視線。口をうっすらと開けて周一の口元を見ている。それを無言で見返した周一は一口目の前でぱっくり。まさか自分に分けずに食べると思わなかった吉田くんの口はあんぐり。一緒に住んでいる家族と分け合う意識が高い愛犬の期待は、周一の思うより高い。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百五十九「吉田くんは跳ぶ」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 買い出しから帰ってきた香蘭に近づいて鼻を近づける吉田くん。人よりも嗅覚がいいから……というよりはビニール袋のなかに自分のおやつが入っていることが知っている吉田くんは興奮気味。香蘭の周りをぴょんぴょんと飛び跳ねて離れない様子に香蘭の脳裏に過ってしまうのはウサギ……。愛犬の跳躍力に思わず感心してしまう香蘭だった。
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連載漫画【暮瀬姉弟と吉田くん】第二百五十八「吉田くんの歯力(はぢから)」
【連載】暮瀬姉弟と吉田くん 吉田くんに、組紐になった玩具を取り出す周一。端と端を、周一は手で、吉田くんは口で掴んで引っ張り合い。器用に噛んでどんな風に引っ張られても対応する吉田くん。けれど絶対に放さない吉田くんに「カミツキカメ」が過る周一。どんどんテンションが上がる吉田くんにやめようと言って聞いてもらえるかなとちょっと思う周一だった。