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犬が「不満を感じているとき」に見せる態度とは? 獣医師に聞きました!

犬は飼い主さんや現状に何か不満があるときは、しぐさや行動でわかりやすく伝えようとします。そこで今回は、犬が不満を感じているときに見せる態度やその対応方法について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に教えていただきました。

犬はどんなときに不満を感じるの?

横になりながらカメラを見つめる子犬
makotomo/gettyimages
――犬はどのようなときに不満を感じるのでしょうか?

岡本先生:
「たとえば……
  • 好きな散歩に行けないとき
  • 飼い主さんにかまってもらえないとき
  • 寝ているのに起こされたとき
  • お留守番の時間が長いとき

などに、犬は不満を感じることが多いでしょう」

犬が不満を感じているときに見せる態度

ソファの上にいる犬
Chiemi Kumitani/gettyimages
――犬が不満を感じているとき、どのような態度を取るのでしょうか?しぐさや行動など、犬が不満を感じているときに見せるサインについて教えてください。

岡本先生:
「犬が不満を感じているときは、ふだんしないようないたずらをするほか、吠えたり鳴いたりする、後をついてくるといった行動が見られます。また、飼い主さんに、前足で『ねえねえ』とアピールすることもあります」

犬が不満そうな態度を見せたときの対応方法とは

飼い主と触れ合う犬
Sergii Gnatiuk/gettyimages
――犬が不満そうな態度を見せたとき、飼い主さんはどのような対応をすればいいでしょうか?

岡本先生:
「要求を叶えてほしくて不満そうな態度を取っている場合、その要求に毎回応えていると、要求吠えなどの問題行動につながるおそれがあります。愛犬に要求されたから構うのではなく、飼い主さんのタイミングで構ってあげることも意識してみてください」
犬も人と同じく、好きなことができなかったり、嫌なことをされたりしたときに不満を感じることが多いようです。犬が不満そうな態度を見せたときは、要求吠えにつながらないよう、飼い主さんのペースで応えてあげてくださいね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/宮下早希
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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