「テレビの内容が入ってこない」ポメラニアンが“べスポジ”で飼い主を見つめる理由とは？心理を解説！

飼い主さんは愛犬の視線が気になって、テレビに集中できなかったそうです。

写真は、X（旧Twitter）ユーザー＠LStnd38qA2pBwapさんの愛犬でポメラニアンのりんくん（取材時3才）。テレビ台の中に入りこちらを見つめているようですが、いったい何をしているのでしょうか。飼い主さんに伺うと、こう教えてくれました。

飼い主さん：
「テレビ台に入る前に、カーペットの上で30分ほどナデナデしていたのですが、それから飼い主がソファに座りテレビを見始めると視線を感じて……よく見ると、りんがテレビ台の隙間からこちらを見ていたんです」

「テレビの内容が入ってこないほど視線が気になってしまったので、写真を撮りました」という飼い主さん。このときのりんくんの気持ちについては、こう推測したようです。

飼い主さん：
「ふだんはテレビ台に入ってもこちらを見つめることはなかったので、もっとなでてほしかったのかなと思いました」

このときのりんくんの様子はSNSで話題に！

飼い主さんがこの写真をXに投稿すると、約7.5万件もの「いいね」が集まるなど話題に（2025年1月21日時点）。

コメント欄には《テレビに嫉妬しているみたいでかわいい》《これは画面を見てられない！》《主様を見守るのに最適なポジションを確保しているのがかわいいですね》といった声も寄せられていました。

こうした反響について、飼い主さんは次のように感じているといいます。

飼い主さん：
「投稿して1時間経った頃から『いいね』『リポスト』がどんどん増えていきました。何気なく投稿した1枚がこんなに拡散されて、うれしくも驚きました」

【獣医師解説】テレビを見る飼い主さんを見つめる犬の心理

ここからは、テレビを見る飼い主さんを見つめる犬の心理について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。

――飼い主さんがソファに座りテレビを見始めると、愛犬のりんくんが飼い主さんの視界に入るようにテレビ台の隙間に入り込み、じっと見つめてきたそうです。このときのりんくんは、どのような気持ちだったと推測できますか？

岡本先生：
「飼い主さんに要求がある、飼い主さんにかまってほしい・注目してほしいといった気持ちのほか、飼い主さんが見つめている先が気になるという気持ちなどがあったのではないかと思います。甘えん坊な犬のほか、行動がわかりやすい犬に多く見られるしぐさといえるでしょう」

飼い主さんの推測どおり、りんくんはもっとなでてほしかったのかもしれませんね。