「このコを幸せにするんだ！」と決意して9年！シニア犬になり「今日が一番可愛い」と感じる毎日

子犬をお迎えした当時のエピソードにほっこり！

紹介するのは、Instagramユーザー@kinagoro17さんが「愛犬の9回目のうちの子記念日」に投稿していた、こちらの写真。

お迎え翌日に撮影したという、生後2カ月のきなこちゃん（取材時9才／柴犬）が写っています。飼い主さんに話を聞くと、きなこちゃんとお子さんたちが一緒に遊んでいた場面だったそう。振り向いたきなこちゃんの表情がとても可愛くて撮影したといいます。

あどけない表情がなんとも愛くるしいですね！

初めてクレートの外で寝たきなこちゃん — 家族に迎えて3週間ほどが経ったころに、初めてクレートの外で寝たときの様子。「『寝た寝た！』って、家族でコソコソ話をしながら撮影し、『可愛いね〜』と見守った思い出の写真です」と飼い主さん。

お迎えしたばかりのころに愛らしい姿を見せていた、きなこちゃん。ブリーダーさんからお迎えしたコだそうで、家族全員できなこちゃんをお迎えに行ったのだとか。

飼い主さんは、そのときの出来事が今でも忘れられないと話しています。

飼い主さん：
「『誰が最初にきなこを抱っこするのか』を、家族で事前にジャンケンをして決めていました。一番は息子で、私は負けて最後で……。ようやく順番が回ってきてきなこを抱っこしたときに、『こんな可愛いコを連れて帰って一緒に生活できるなんて』と感動してしまいました。

『このコを幸せに、大切にするんだ！』と固く決意し、『私がお母さんだよ、これからよろしくね』と伝えると、きなこが私の鼻先をなめてくれて。今でも忘れられない大切な思い出です」

きなこちゃんは9才に！　どんなコに成長した？

きなこちゃんはお迎え初日から緊張している様子はまったくなく、食欲もあって元気いっぱいなコだったそう。夜鳴きもせず、朝までぐっすり寝てくれたのだとか。

イタズラをほとんどせず、トイレトレーニングに要した時間も1カ月ほどと比較的短かったそう。「パピーのころからあまり手がかからないコでした」と、飼い主さんは当時を振り返ります。

その後もスクスクと成長していったきなこちゃんは、今では9才に。ビビりな性格だけれど強がりな一面もあるといい、「自分は強いんだ！」といった様子をよく見せるのだとか。

飼い主さんはそんな愛らしいきなこちゃんについて、「パピー時代はもちろん可愛かったけれど、今日のきなこが一番可愛い」と話しています。

飼い主さん：
「きなこへの愛おしさは毎日更新されていて、『昨日あんなに可愛かったのに、今日はまたもっと可愛くなってるじゃん！』と感じる毎日です。

きなこはくりくりの目で可愛らしい見た目なのですが、いつも歯が出ていたり、白目で寝ていることがよくあったりと、同じ犬とは思えない姿を見せることもあり、そのギャップも魅力です。

すべては私の親バカフィルターによるものなのですが、9年間一緒に過ごして築いてきた関係性がそうさせるのかなと。何も言わなくても伝わるというか、お互いが理解し合えているなと日々感じています」

シニア期を迎えているきなこちゃんへ、あらためての思い

現在シニア期を迎えているきなこちゃん。「顔の毛色がかなり白くなった」とのことですが、行動は若いころと比べてもまったく衰えていないそう。ボール遊びが大好きで、家の中を走り回っているのだとか。お出かけも大好きだといい、出先ではテンションが上がって楽しそうな姿を見せるそうです。

最後に、「我が家の中心」だというきなこちゃんへ、飼い主さんはこのような思いを語っていました。

飼い主さん：
「家族全員『きなこ可愛い』で始まり、『きなこ可愛い』で終わる毎日です。みんなきなこのことが愛おしくてたまりません。

食べて遊んで、散歩して、お出かけして、しっかり寝て。きなこが穏やかに過ごせる日が1日でも長く続いてほしい——それだけが私たち家族の願いです」