空き家の軒下で保護された生後約3カ月保護犬→およそ7年後、人見知りでも家族が大好きなコに成長し家族の中心的存在に

生後3カ月の元保護犬、7年後の姿は...

紹介するのは、X（旧Twitter）ユーザー@minyowlさんの愛犬・ちーずちゃん（取材時、推定7才）。こちらは生後3カ月頃に撮られた写真とのこと。このときのちーずちゃんは、おうちの中で大騒ぎをしていたようで、飼い主さんが「気分転換をしてもらおう」とおうちの外に連れて行ったところご機嫌になったのだそう。そのときの様子をおさめた一枚です。表情からも嬉しそうなのが伝わってきますね。

嬉しそうな表情のちーずちゃんですが、お迎えから7年後、どのように成長したのでしょうか。

こちらは、7才のちーずちゃんです。
この写真の撮影日がちーずちゃんの7才の誕生日だったので、7の数字と一緒に撮影したそうです。

飼い主さんは、1枚目の写真と見比べて「大きくなったな」と話してくれました。

飼い主さん：
「現在の体重は24キロで、ちょっとダイエット中です。身体は大きくなったけど、いつまでもパピーのままです」

ちーずちゃんは今から7年前の春に生まれましたが正確な誕生日はわからないため、飼い主さんの誕生日と同じ日をちーずちゃんの誕生日にしているそうです。

ちーずちゃんとの出会い

元保護犬だという、ちーずちゃん。飼い主さんとはどういった経緯で出会ったのでしょうか。

飼い主さん：
「息子2人が独立したことをきっかけに犬を飼いたいと嫁さんが言ってきたんです。最初は飲食店の自宅兼店舗だから犬は飼えないと思ってましたが、よく相談した結果、迎えることを決めました」

最初から保護犬を迎えたいと考えていた飼い主さんは、ネットで調べていたら動物愛護センターで保護犬を見つけました。直ぐに連絡して面接と講習を受け、ちーずちゃんを迎える準備を進めたそうです。

飼い主さん：
「空き家の軒下に兄弟姉妹6匹と親犬といたらしいです。ちーずちゃんと兄弟姉妹犬はまだ目が開く前に保護されて、愛護センターで最後まで譲渡されないで残ってたのがちーずちゃんでした。見た瞬間に『絶対に連れて帰るぞ』と思いました」

ちーずちゃんはどんなコ？

飼い主さんによると、ちーずちゃんはツンデレな性格をしているのだとか。
そして、ちーずちゃんはお散歩以外のときはほぼ寝ているようで、自宅部分はすべてちーずちゃんの寝床になっているのだそうです。

ほかにも、ちーずちゃんの性格について伺いました。

飼い主さん：
「散歩は好きで、散歩のときの雨に濡れるのはOKですが、お風呂は大嫌いなんです。」

また、飼い主さんいわくちーずちゃんは“人見知りの犬見知り”で、家族以外は苦手なのだそう。飼い主さんは、「それがまた愛おしいです」と話してくれました。

飼い主さん：
「独立した息子2人はちゃんと家族と認識してて大好きです。最近結婚した次男のお嫁さんには、ちーずちゃんが嫉妬してたのか、なかなか家族認定しませんでしたが、今では大好きになりました」

ちーずちゃんと歩むこれからについて

最後に、飼い主さんにとってちーずちゃんがどんな存在なのかを伺いました。

飼い主さん：
「最初は“ワンちゃん”を飼う事に抵抗がありましたが、今はちーずちゃん中心の生活になっています。朝起きたときに、横で寝てるちーずちゃんを見ると本当に幸せを感じます。この幸せがずっと続いてくれる事を願っています」

これからもちーずちゃんとたくさん思い出を作っていってくださいね！

写真提供・取材協力／@minyowlさん／X（旧Twitter）
取材・文／COCO
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年5月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。