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いぬ友さんといつもの公園で会えなくなった理由|連載「こぐま犬てんすけ」vol.41
久しぶりに会った犬友さんの横には
てんすけと暮らしだしてから今までたくさんのお友達ワンコに出会いました。
その中にだいぶ年上の子たちも当然いて、何頭もお空に旅立ってしまいました。
てんすけが子犬の頃遊んでくれたあの子、私にしっぽフリフリで甘えてくれたあの子、どの犬たちもてんすけにとって大切な友達でした。
大体の飼い主さんは自分の犬が亡くなってしまった場合、公園に来なくなります。散歩に行くことがなくなったというのと、他の犬を見ると辛いというのも理由の一つで、今回の犬友さんもしばらくお会いしていなかった人でした。
「まだあの公園には行けないんです」と、寂しそうにつぶやいたその人の足元には、前は大喜びでじゃれついてくれた子がもういなくて、当たり前なんですが「あぁ、もうあの子はいないんだ、もう会えないんだな」と実感してしまいました。
そう思うととても寂しくなりました。
いつでも会えると思っていた友達犬たちも、いつかはいなくなってしまう。
よその犬ですが、毎日のように会っていたらもう親戚の子供のような気持ちで見ているので、会えなくなると喪失感がすごいです。
あの子がいたから、自分にてんすけがいたから犬友さんとも知り合えました。
また元気にお話出来る日が来るといいな、そして、今普通に散歩で会っている子たちを思い切り可愛がることが出来て、飼い主さんとお話できてることを当たり前と思わずに大切な時間と思わないといけないと思っています。
お友達がいなくなって寂しいね…。
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