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愛犬といると「幸せホルモンが出ている」と感じる人は約9割! 体験談が共感できる

愛犬がいることで「幸せ」を感じている飼い主さんは多いと思います。

愛犬とのふれあいのなかで、飼い主さん自身「幸せホルモンが出ている」と感じることがある?

いぬのきもちWEB MAGAZINE『愛犬とのふれあいで幸せを感じる瞬間に関するアンケートvol.01』
いぬのきもちWEB MAGAZINE『愛犬とのふれあいで幸せを感じる瞬間に関するアンケートvol.01』 129件の回答
今回いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さん129名に「愛犬とのふれあいのなかで、飼い主さん自身『幸せホルモン』が出ていると感じることがあるか」をアンケート調査しました。すると、飼い主さんの約9割が該当する結果に!

【体験談】どのようなときに幸せホルモンが出ていると感じる?

ヒコーキ耳をする柴犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
では、飼い主さんたちはどのようなときに“幸せホルモン”が出ていると感じているのでしょうか? 具体的に飼い主さんたちにお話を聞きました。

一緒に寝ているとき

  • 「一緒に寝てるとき。くっついてきたりすると安心しているのかな?と幸せな気持ちになります」

  • 「常に可愛いけど特に一緒に寝ているとき。膝の上で眠っているとき。寝顔が可愛い」

  • 「添い寝してる時。寝てると必ず布団に入ってきて腕枕で寝る。ぬくもりと、目が覚めた時の隣の寝顔が可愛すぎて幸せだな~と感じる」

  • 「普段はくっついてこないのに、ベッドで一緒に寝ている時だけくっついてくるとき。このまま、朝になりたくないと思います」

抱っこをしているとき

うとうとするMix犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
  • 「抱っこをしてスリスリするのが好き。目がよく合う。舌を出して笑っているような顔をする。家に来て数カ月ではあるけど、お互いに少しずつ分かり合えている気がして嬉しい」

  • 「ぎゅっと抱きしめているとき。大人しくしていてくれると、愛情を感じます。あたたかいなぁって思いながら抱きしめます」

楽しそうな愛犬の姿を見たとき

  • 「愛犬が笑ってこちらを見てると穏やかで幸せな気持ちになる。お散歩やカフェなど愛犬の好きな場所に行った時、よく家族を見てニコニコしています」

  • 「散歩していて、嬉しそう、楽しそうな顔で見上げてくる時。これからもたくさんの楽しい経験をさせてあげたい」

  • 「愛犬が喜んでくれるときや、安心して眠ってるとき、ただただ幸せを感じます。これを守るためならなんだってしようと思う」

愛犬が甘えてきたとき

見つめるフレンチ・ブルドッグ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
  • 「なでてほしくて鼻で手をぐいぐいしてくる時、満足して膝に顔を置いて休んでる時、ボール遊びを催促するときのキラッキラの顔を見た時など、とにかくいつも幸せな気持ちにさせてくれます」

  • 「遊んでいる時・抱っこをしている時…など場面は様々ですが、愛犬が甘えてくれている時。ホンワカ気持ちがあたたかくなってくる感じがします」

  • 「甘えて膝に乗ってきたり、仕事が終わる時間になると近づいて来て、『早く終わってー』と催促する。とにかく笑顔が可愛い」

  • 「顔を見つめられたり甘えてきたりしてくれた時。『可愛すぎる〜』ってめちゃくちゃ愛犬と触れ合ってる時、幸せホルモンが出てるなーと感じ、その時は幸せ過ぎるって思ってます」

愛犬とふれあっているとき

  • 「胸毛に顔を埋めると、なんとも言えない幸せな気持ちになります。元気で我が家にいてくれて、うちの子になってくれてありがとう、という気持ちになります」

  • 「愛犬と遊んだり、マッサージをしてる時など、何も考えず笑顔になっていると思う」

  • 「常に感じているが、疲れている時に触れ合った時。なでていると擦り寄って、体をくっつけてヘソ天したり、大きな溜め息をついてリラックスしている様子を見ると、とても癒され、幸せだなぁと思う」

愛犬と目が合ったとき

見つめるMix犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
  • 「アイコンタクトができて、お互いがニコッと笑顔になれた時。『楽しい?』と聞いて、愛犬が笑顔で応えてくれた時。一緒に寝転んでる時。飼い主は嬉しい楽しい大好きと感じます」

  • 「顔を見つめてくれるとき。今日も幸せだな~と思う」

  • 「愛犬がジーっと私の方を見ている時や、外出からの帰宅時に嬉しそうに迎え入れてくれる時や、他人から可愛いと言われた時など」

帰宅したとき

  • 「仕事から帰ると全力で『おかえり!』と迎えてくれるので、すぐにお散歩をせがまれても、なぜか『よし、行こう!』ってなる。気づくと『あれ?疲れは?』ってなる。幸せホルモンで瞬時に疲れが解消されているらしい」

  • 「仕事から家に帰った時、飛び跳ねて甘えてくる。嬉しくて泣きそうになる」

  • 「家に帰って来た時の喜び方がハンパない時、『私が帰って来たのがそんなに嬉しいの?』って、こっちまで嬉しくなる」

  • 「帰って来た時に迎えてくれる表情やしぐさ、そのあとは喜びを全身で表して遊んで…と催促してくる行動などを見た時。もう『可愛い♡』のひと言です」

【解説】「犬がいると幸せ」には、根拠がある!

笑顔のトイ・プードル
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
アンケート調査の結果からもわかるように、多くの飼い主さんが愛犬といるだけで幸せを感じているようでした。

これには科学的根拠があり、飼い主さんと愛犬が見つめ合うと両者ともそれぞれ脳内で「オキシトシン」という幸せホルモンが分泌されることが、研究でもわかっているのだそうです。

オキシトシンは、セロトニン(安らぎのホルモン)の分泌を促したり、不安や恐怖感を軽減するなど、人に多様な効果をもたらすと考えられていますが、なかでも「絆を深める」ということが注目されているようです。この効果は、犬でも同じだと考えられています。

オキシトシンが分泌される仕組みは?

笑顔のゴールデン・レトリーバー
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
飼い主さんと愛犬が見つめ合うとオキシトシンが分泌されるというのは、次のような4つの仕組みになっているようです。

①愛犬が飼い主さんを見つめる

オキシトシン分泌のポイントは、愛犬から飼い主さんを見つめることだそう。

関係ができていない犬と飼い主さんが無理に目を合わせようとしても、合わないはずです。それどころか、「目を合わせる=威嚇、敵対されている」と勘違いされてしまうことも。お互いの信頼関係が大切です。

②飼い主さんの脳内でオキシトシンが分泌される

犬から見つめられると、飼い主さんの脳(視床下部)でオキシトシンが分泌されます。これが脳内の各所や脊髄に渡って作用します。血液に乗って体に放出されるオキシトシンもあります。

③オキシトシンの効果で、飼い主さんが愛犬とスキンシップをとろうとする

飼い主さんは愛犬との絆をさらに深めようと行動します。具体的には「お世話をしたい」と思って愛犬を抱っこしたりなでたりと、スキンシップをはかります。

④愛犬の脳内でオキシトシンが分泌される

抱っこされたりなでられたりすると、愛犬は飼い主さんの体温を感じます。それが刺激となり、脳内でオキシトシンが分泌されます。心が安らぎ、絆もいっそう深まるでしょう。
笑顔を見せるMix犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
オキシトシン分泌のカギは、「愛犬から飼い主さんを見る」ということだそうです。日頃から愛犬との信頼関係を築けるようにして、お互いに幸せをたくさん感じられるようになるといいですね。
いぬのきもちWEB MAGAZINE『愛犬とのふれあいで幸せを感じる瞬間に関するアンケートvol.01』
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
参考/「いぬのきもち」2020年11月号『「犬がいると幸せ」の法則。』(監修:東京都立大学 名誉教授。放送大学 客員教授。アニコム ホールディングス株式会社 顧問医師(2016~2019)。「人と動物の関係学」研究会代表 星旦二先生/麻布大学獣医学部 動物応用科学科 介在動物学研究室教授。獣医学博士。専門は行動神経科学 菊水健史先生)
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
文/宇都宮うたこ
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