こちらは、Instagramユーザー
@mikaka0410さんの愛犬・こたろうくん(取材当時7才)。お風呂場にいるこたろうくんは、背中を丸めて哀愁を漂わせていますが、一体どうしたのでしょうか。
今日は「シャンプーの日」だと察した
飼い主さんに話を聞くと、この日はこたろうくんの「2022年最後のシャンプーの日」だったそう。いろいろと準備をしていた飼い主さんが2階から降りてくると、こたろうくんは背中を丸めてすでにお風呂場にいたのだとか。
近づいてみると、こたろうくんは悲しそうな、覚悟を決めたような顔をしていたそうで、飼い主さんは思わず笑ってしまったといいます。
察しが良すぎるこたろうくんの姿を見て、飼い主さんはどのようなことを思ったのでしょうか。
飼い主さん:
「朝の散歩に行ったときに『帰ったらシャンプーだよー』と声かけをしていたので、なんとなく感じていたのかな?と思います。
いつもはお風呂場の扉を閉めていますが、あの日はシャンプー用のタオルとかを用意するために扉を開けていました。それでこたろうは、『あ…絶対今からシャンプーだ…』と察したのだと思います(笑)」
飼い主さんによれば、いつもは「シャンプーするよー。おいでー」と言ってこたろうくんをお風呂場に呼んでいるとのことですが、前回のシャンプーのときもこたろうくんはお風呂場で先にスタンバイしていたのだとか。
そんなこたろうくんの行動について、飼い主さんは思うことがあるそうです。
飼い主さん:
「前回も私がものすごく笑って喜んだので、『こうしたらお母さんが喜んでくれたから今回も』と思ってやってくれたのかな?なんて勝手に思っています」
シャンプー中は…
こたろうくんは、シャンプーは嫌いではないけれど好きでもないとのこと。体を洗っているときはしっぽが上がっているけれど、顔周りは苦手なようで、「顔周りを洗うよー」と声をかけると浴槽の蓋の上に逃げてしまうのだとか。
しかし、逃げきれないことがわかっているため、その後は観念して洗わせてくれるそうです。とてもおりこうさんなこたろうくんについて、ほかにもこんなエピソードが。
飼い主さん:
「私が『ぶるぶる〜』と言うとこたろうは体をぶるぶるしてくれるので、私の言葉をよくわかってくれているなぁと思います。脱衣所に出る前には、何度もぶるぶるしてもらっています!」
保護犬だったこたろうくんへの思い
愛らしい姿を見せていたこたろうくん。
以前にいぬのきもちWEB MAGAZINEで紹介していますが、こたろうくんは元保護犬でした。
飼い主さんご家族はこたろうくんと運命的な出会いを果たし、家族になることができたそうです。
こたろうくんを家族に迎えて7年が経過します。飼い主さんはこたろうくんと過ごす日々について、どのように感じているのでしょうか。
飼い主さん:
「こたろうは、今の家を建てて1カ月で迎えました。『犬を迎えるなら保護犬を』と最初から思っていて、最初は『このコを助けてあげたい』という気持ちでしたが、とんでもないです。いつもいつも、こたろうに助けてもらっています。
たとえば、子どもたちのことなどで私がイライラしていると、こたろうは私のイライラに気づいて慰めに来てくれるんです。ずっとそばにいてくれるので、すっ…と気持ちが落ち着きます。本当にできた男です(笑)」
飼い主さん:
「本当に毎日可愛くて愛おしくて、笑わせてくれるこたろうが大好きです。『大好き』という言葉だけでは足りないです。
毎日こたろうには、『ずっと元気でいてね。健康寿命伸ばすよー!!』と話しかけています。これからもずっと一緒にいたいですね」
飼い主さんご家族のことが大好きなこたろうくん。これからも家族みんなで、素敵な時間を過ごしていってほしいですね。
写真提供・取材協力/Instagram(
@mikaka0410さん)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ