自分の「出した音」にビックリ!
温かいリビングのソファの上でウトウトしている愛犬。そろそろ寝るかな?と思っていたところ、いきなり「プッ」とオナラの音が!眠そうにしていた愛犬が急にキョロキョロとしながら、音源を探し回る。こんな光景を目にしたことがありませんか?さらには、寝ているのに突然うなり出す愛犬。だんだんと声が大きくなり「ウワァン!」と大声をあげました。
なんだ?どうしたんだ?と飼い主さんが見ていると、自分の寝言にビックリして飛び上がっている愛犬が!飼い主さんは「お前さんが出した音(声)だよ!」と突っ込みたくなりますが、それより先に笑っちゃいますよね。
隙間を通れず何度も挑戦!
普段愛犬が過ごしている家には、彼らの通り道があります。たとえば少し開いているドアやケージの出入り口。いつも通っている狭い隙間は、当然いつでも通れると愛犬は思っています。しかし、愛犬が気に入っている大きなぬいぐるみを自分のハウスへ持っていこうとしたところ、ドアやゲージ阻まれ入れません。愛犬は「おかしいな。いつもは通れるのに…」と思っているのでしょう、何度も何度もトライしては阻まれています。飼い主さんは「そのぬいぐるみは大きすぎじゃない?」と笑って見守るしかなさそうです。
鏡や窓ガラスに映った自分の姿に反応!
夜、窓ガラスに何かが映ると、人間でもドキッとしてしまいます。しかし人間なら「自分が映っているんだな」と理解できますが、犬は見慣れない物体に反応します。それが自分の姿だとしても…。
大きな姿見をクローゼットのそばに設置している家もあるでしょう。そこは犬が普段は立ち入ることのないところ。何かのはずみで姿見を発見し、そこをのぞくと見慣れない物体が!警戒態勢に入るように様子を見ながら「誰だ!」と激しく吠えます。飼い主さんは「誰でもない、お前だ!」と、勘違いした愛犬に突っ込みたくなりますよね。
ドッグランではしゃぎすぎ!
たまの休日にドッグランで遊ぼう!と行ってみると、愛犬の目が嬉しさで輝きます。愛犬が嬉しいあまり駆け回っていると、勢いがつき過ぎたのかツルっと転倒。しかし、それでもめげずに走り回る愛犬。はりきり過ぎてコケまくる!派手にコケてもはしゃぎすぎる姿は、見ていて微笑ましいですね。飼い主さんは「いつも連れてきてあげられなくてゴメンね」と、申し訳ない心情になってしまいます。
ドジっぷりにも注意が必要!
「うちの子ドジだから」と笑っていられるレベルのドジっぷりなら心配はいりませんが「最近、ドジが増えたな」「前はできたのに」という行動が目立つようなら、獣医師に相談しましょう。ケガや病気が原因で、体に異変が起きている場合がありますよ。
普段の行動で飼い主さんを笑わせてくれる愛犬は、本当にドジなのでしょうか?もしかしたら、飼い主さんを笑わせようとしてワザとやっているのかもしれませんね。
出典/「いぬのきもち」16年7月号『わが家のドジ犬通信』(監修:日本動物科学研究所所長 今泉忠明先生)
文/HONTAKA
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。