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織田信長が「柴犬」として現世に蘇る!?犬好き&歴史好きが楽しめる至極のギャグ漫画

ワンちゃんを飼ってる人には「あるある」を、ワンちゃんを飼ってない人には「飼いたい!」と思わせる。そして、さらにいえば「歴女な人にまでおすすめ!」な漫画をご存知ですか?

それはズバリ、ゼノンコミックスから発刊されている『織田シナモン信長』(作者・目黒川うな先生)です!
織田シナモン信長
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『織田シナモン信長』は月刊コミックゼノンで2014年6月から連載している、至極のギャグ漫画。現在4巻まで発売されています。

目黒川うな先生の『織田シナモン信長』が連載されている月刊コミックゼノンの編集方針は、「傾く(かぶく)」。

『花の慶次―雲のかなたに―』『北斗の拳』でお馴染の原哲夫先生や、『CITY HUNTER』『ANGEL HEART』の北条司先生、『ちるらん 新選組鎮魂歌』の橋本エイジ先生といった、ハードボイルドな作風の方々が揃った骨太な雑誌。

その中において、『織田シナモン信長』はとにかく異色なんです!
織田シナモン信長
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『織田シナモン信長』の第1巻の冒頭は、1582年6月2日、明智光秀による日本史上最も有名な主君討ち、「本能寺の変」から始まります。

敦盛を舞い、人間五十年と詠い、死を覚悟した織田信長は、「おそらく来世は犬畜生まで落ちる…か」とつぶやいて、死ぬのです。

そして来世、本当に……
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犬になっちゃったんです!!
歴史上の人物が現代にタイムスリップするというのは、これまでさまざまな創作物で描かれてきましたが、この作品ではまさかの犬!

信長のころの記憶はそのままに、かわいらしい犬に生まれ変わったのです。「第六天魔王」を自称していた信長が柴犬の「シナモン」として、尾田市子というヒロインのペットになってしまうとは……。

散歩のシーンでは、シナモンから信長に描写が置き換わるところも! 50過ぎのおじさんが女の子に首輪で引かれていく様が描かれており、シュールなツボをついてきます。
シナモン信長以外にも、作中ではたくさん犬が出てきます。ポメラニアン、フレンチ・ブルドッグ、ボルゾイ、コーギー、ダックスフンド、トイ・プードル、チワワなどなど。

それが実はなんと……という面白さの詰まったストーリーになっています。
歴史が好きな人は随所に盛り込まれた小ネタが面白く、知らなかった日本史の豆知識なども得られます。

たとえ歴史に興味がなくとも、リアルなワンちゃんたちが鮮明に描写されており、愛くるしくて、かつ面白い!

夏目漱石の名作『吾輩は猫である』の犬バージョンのような趣を感じさせる、ほのぼのワンコ漫画です。


仕事や家事でお疲れのときに、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
文/Yaegashi
画像引用/Amazon
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