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織田信長が「柴犬」として現世に蘇る!?犬好き&歴史好きが楽しめる至極のギャグ漫画
それはズバリ、ゼノンコミックスから発刊されている『織田シナモン信長』(作者・目黒川うな先生)です!
目黒川うな先生の『織田シナモン信長』が連載されている月刊コミックゼノンの編集方針は、「傾く(かぶく)」。
『花の慶次―雲のかなたに―』『北斗の拳』でお馴染の原哲夫先生や、『CITY HUNTER』『ANGEL HEART』の北条司先生、『ちるらん 新選組鎮魂歌』の橋本エイジ先生といった、ハードボイルドな作風の方々が揃った骨太な雑誌。
その中において、『織田シナモン信長』はとにかく異色なんです!
敦盛を舞い、人間五十年と詠い、死を覚悟した織田信長は、「おそらく来世は犬畜生まで落ちる…か」とつぶやいて、死ぬのです。
そして来世、本当に……
信長のころの記憶はそのままに、かわいらしい犬に生まれ変わったのです。「第六天魔王」を自称していた信長が柴犬の「シナモン」として、尾田市子というヒロインのペットになってしまうとは……。
散歩のシーンでは、シナモンから信長に描写が置き換わるところも! 50過ぎのおじさんが女の子に首輪で引かれていく様が描かれており、シュールなツボをついてきます。
それが実はなんと……という面白さの詰まったストーリーになっています。
たとえ歴史に興味がなくとも、リアルなワンちゃんたちが鮮明に描写されており、愛くるしくて、かつ面白い!
夏目漱石の名作『吾輩は猫である』の犬バージョンのような趣を感じさせる、ほのぼのワンコ漫画です。
仕事や家事でお疲れのときに、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
画像引用/Amazon
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