犬が好き
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息子さんの腕にすっぽり収まった小さな保護子犬→13年後、家族にとって「なくてはならない存在」に
保護センターで出会ったテラゾーくん
お迎えから5日目のころは、当時12才だった息子さんの腕にすっぽり収まるほどの小ささだったそう。寂しがって鳴いているときに息子さんが抱っこすると、安心したのかそのままスヤスヤ眠ってしまったこともあったといいます。
そんななか、山中に捨てられていた犬の親子が保護されていることを知り、会いに行ったのがテラゾーくんとの出会いでした。
保護センターには、テラゾーくんと一緒に保護されたきょうだい犬3頭もいたそうです。母犬はすでに譲渡先が決まっていました。飼い主さん家族に子犬を育てた経験があったことなどが考慮され、テラゾーくんの譲渡が決まったといいます。
お迎えしたばかりのころは、夜になると寂しそうに
飼い主さん:
「テラゾーはとても甘えん坊でもありました。それまで母犬やきょうだい犬と身を寄せ合って過ごしていたのに、突然ひとりになったのですから、寂しがるのも無理はありません。
夜鳴きをそのままにしておくべきなのか、それとも何とか安心させてあげたほうがいいのか、家族みんなで悩みながら試行錯誤したことを覚えています」
垂れ耳だった子犬から、大きく成長した13才の今
13才の今も変わらない家族を探す姿 人が大好きな一面も
散歩中でも家の中でも、飼い主さんたちの姿が見えなくなると「どこにいるの?」というように周囲を見渡し、探すというテラゾーくん。甘えん坊なところは、今もお迎え当初のままだそうです。
飼い主さん:
「もしかすると、『すべての人間が自分のことを好き』と思っているのではないかと思うほどです。柴犬のお友達と一緒にいるときには、通りすがりの人が『あの白いワンちゃんかわいい』と言っただけで、自分のことだと思ってしまい、2頭そろってサッと振り向くこともあります」
手術後のテラゾーくんを支えた、98才の祖父の手作りマット
最近、テラゾーくんは両方の後ろ脚の手術を相次いで受け、その後はリハビリをすることに。一時は元気がなく、ほとんど何も食べられない時期もあったそうです。
そんなテラゾーくんのために、98才の飼い主さんの祖父がノーズワークマットを手作りしてくれたのだとか。
飼い主さん:
「テラゾーはすぐに顔を近づけてクンクンと匂いを嗅ぎ始めました。3日間ほとんど何も食べられなかったのですが、そのノーズワークマットをきっかけに、少しずつフードも食べてくれるようになりました」
「私たちのほうこそ、守られ、支えられてきた」
飼い主さんは、テラゾーくんと過ごしてきた日々をこう振り返ります。
飼い主さん:
「最初は『守ってあげなければならない存在』だと思っていました。でも、長い年月を一緒に過ごして振り返ってみると、私たちのほうこそテラゾーに守られ、支えられてきたのだと感じます。
一緒にいることが当たり前になり、いつの間にか、お互いにとってなくてはならない存在になっていました」
飼い主さん:
「これからも家族みんなで健康に気を配りながら、一日でも長く、穏やかで幸せな時間を一緒に過ごしていきたいと思っています」
取材・文/凛香
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2026年9月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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