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空気を読んでる!? 犬のコミュニケーション能力の高さに驚いた

犬と一緒に暮らしていても、行動や生態について意外と知らないこともあるかもしれません。今回は、何気なく犬と取っている“コミュニケーション”に注目してご紹介します。実は、犬のコミュニケーション力はとても高く、協調性も持ち合わせているのです!

飼い主さんの行動を先読み!

脱衣所のかごにてご主人を待つMIX小型犬のころん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬は飼い主さんの行動や表情などをよく見ています。そして、自分にとってイイコトや、嫌なことが起こる前触れを敏感に察知しているのです。これは、飼い主さんとの生活での経験から、「飼い主さんがこうしたら、次はこうなる」というように学習したため。
具体的な例では、「飼い主さんがバッグを持つ → 留守番 → あきらめてハウスに入る」といったものがあります。

視線や指差しでのコミュニケーション!

初トリミング!ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアのラフロイグ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬は人の表情を見ていると先述しましたが、同じく人の視線も観察しています。
人が何かを指差すとき、犬は自然とその方向に視線を向けますが、そのことから犬は「指差しの先には何かがある」と感じているのです。

また、犬は何かをおねだりするときに、人をじっと見つめるなど目配せをすることがあります。つまり、犬は視線でコミュニケーションを図れる動物なのです。

しつけができる!

お手をするトイ・プードルのアンバー
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
基本的に、犬は周囲とうまくやっていきたいと思う動物です。また、「もっとイイコトを起こしたい」「もっとほめられたい、喜んでもらいたい」などの気持ちも強く持っています。

そのため、信頼できる飼い主さんと一緒に取り組むことができ、さらに笑顔でほめてもらえるしつけの練習が好きで、いろいろと教えることができるのです。

人の言葉を200語以上覚えられる!?

おりこうさんにしていたトイ・プードルのセナ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
ドイツのマックス・プランク研究所の実験で、犬は200語以上の人の言葉(単語)を覚えられるだろうと発表されています。
これは高知能といわれるチンパンジーに匹敵するレベルで、人では3歳くらいの知能レベルなのだそうです。

この能力があるからこそ、「ごはんよ」「散歩に行くよ」などとコミュニケーションが取れるのですね。
犬のコミュニケーション力の高さは、群れで暮らしていたことでの協調性や、ほめられたいなどの欲求、人間の言葉を覚える知能などがあってこそなのです。

こうしたことが分かると、今まで以上に犬との距離が縮まる気がしませんか? ぜひ、犬ともっとコミュニケーションを取って絆を深めていってくださいね♪
参考/「いぬのきもち」2019年4月号『「ざんねんないきもの辞典」シリーズで話題の今泉先生に聞いてみました!犬ってどんな動物なんだろう?』(監修:哺乳類動物学者 日本動物科学研究所所長 今泉忠明先生)
文/gyo
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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