犬が好き
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対面したときに運命を感じて迎えた保護子犬→保護子猫も家族に加わり、新たな一面を見せていた!
いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、はなちゃんとの出会いのエピソードなどについて、飼い主さんに2回に分けて(2021年7月/2021年10月に取材)お話を伺いました。
はなちゃんの姿を見て運命を感じた
ただ、保護犬を家族に迎えるために準備を始めてみたものの、なかなかうまくいかないこともあったといいます。
「私たちは若い夫婦で共働きということもあり、いくつかのボランティアさんからお断りされてしまいました。その後も探し続け、やっと譲渡をしていただける団体さんを見つけることができたんです」
ご夫婦は、その団体のホームページに載っていたはなちゃん(当時、推定生後3カ月)に惹かれ、車を3時間走らせ会いに行ったのだそうです。
「はなちゃんと対面したときにビビビっと運命を感じて、すぐにボランティアさんに『このコがいいです』と伝えました。 ボランティアさんも驚くほどの即決でしたね」
はなちゃんに強く惹かれたご夫婦は、2021年1月10日にはなちゃんを家族に迎え、念願だった犬との暮らしをスタートさせたのでした。
怖がりだけれど、慣れた人にはとことん甘えるところが可愛い!
そんな一面もあるけれど、いろんなことに慣れてくると、はなちゃんの「素の部分」が見られるといいます。
「私たち夫婦や慣れた人に対しては、おもちゃを持ってきて『遊ぼ!』と催促してきます。外出先から帰ってきたときなどは、押し倒す勢いで飛びかかって、顔舐め攻撃をしてきたりも。
他人には見せない甘えん坊なところが、はなちゃんの魅力だと思います」
はなちゃんの成長を実感する日々
そして一緒に過ごすなかで、はなちゃんの成長を日々感じるといいます。
飼い主さん:
「先日ドッグランに行ったときに、はなちゃんは最初は入るのを躊躇していましたが、だんだんと他の犬にも慣れてきて、帰り際には自分から他の犬と遊ぶような素振りを見せていました」
「また、はなちゃんをケージから出したままお風呂に入っていたことがあったのですが、出てきたらティッシュが散らかり、リモコンがボロボロになっていたときには思わず笑ってしまいました(笑)
以前はソファの上に置いておけば届かなかったのに、いつの間にか届くようになったようです」
やんちゃ盛りでもあるはなちゃん。飼い主さんご夫婦のもとで、さまざまな経験をしているようです。

飼い主さん:
「平日の日中はお留守番で、はなちゃんには寂しく退屈な思いをさせてしまっているので、休日にはいろんなところにお出かけして、たくさんの経験をさせてあげたいです。
苦手が多いより、好きが多いほうがはなちゃん自身も楽しいと思うので。少しずついろんなものに慣れていってほしいと思います」
【はなちゃんのその後に迫る】前回の取材後、どのような日常を送っているのかを聞いた

飼い主さん:
「10月で虎吉を迎えて半年になります。寝ているはなちゃんに虎吉がちょっかいを出したり、遊んでいる虎吉にはなちゃんがちょっかいを出したり。ふたりはすごく体格差があるのに、よくプロレスをして遊んでいます。
はなちゃんは虎吉を踏まないように気をつけたり、虎吉は爪を出さないようにしていたり、お互いかなり手加減しているのがうかがえますね」
はなちゃんの新たな一面を発見

飼い主さん:
「虎吉を迎えてわかったはなちゃんの新たな一面は、『少しイジワル』ということです(笑)
たとえば、はなちゃんは私と遊んでいるときに、自慢するかのように虎吉の近くを通ったり。おいしいおやつをもらったときは、わざと虎吉の近くに置いて、虎吉が興味を示すと取り上げたりしています。
おそらく、独占欲が強い故の行動なのかなと思っています」
2匹のいない生活は考えられない
飼い主さん:
「本当に幸せしか感じません。そして私の生きる糧です! 仕事に行きたくないなぁとか、家事したくないなぁ…とか、日々思うことがたくさんありますが、はなちゃんと虎吉を見ていると『このコたちのために頑張らないと!』と思えます。
嫌なことがあっても、ふたりがいてくれるおかげで励まされて頑張れています。ふたりのいない生活は考えられないほど、大切な家族の一員です」
取材・文/雨宮カイ
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