犬を家族に迎える方法はさまざま。里親募集サイトを見て、犬を家族に迎えることを決めた人もいます。
Instagramユーザーの
@kai_jin_k4さんも、保護犬だった海(かい)くん(♂/取材当時、推定1才8カ月)とは里親募集サイトを通じて出会ったそうです。
いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、海くんとの出会いや現在の暮らしの様子などについて、飼い主さんにお話を伺いました。
「いつか犬や猫と暮らしたい」と思ったときに、海くんとの出会いが
2020年4月頃に香川県で産まれた海くん。野犬として生きていた海くんは、生後2カ月頃に母犬や兄妹犬とともに保護されました。
ちょうどその頃、里親募集サイトを見ていたという飼い主さんご夫婦は、海くんの存在を知って会ってみることにしたのだといいます。
飼い主さん:
「犬と暮らしたことがある夫と、猫と暮らしたことがある私。『いずれはどちらも家族に迎えたいね』とよく話をしていました。そんななか、里親募集のサイトを見ていた夫が海を見て気に入り、家族に迎える流れとなったんです」
少しずつ成長していく海くんの姿に、喜びを感じる日々
野犬として生きてきたことも影響しているのか、とても警戒心が強くて怖がりな性格だという海くん。
犬と暮らすのが初めてだという飼い主さんは、初めの頃は海くんの心のケアやしつけなどで苦労したこともあったそうですが、海くんの成長をそばで感じられることが毎日の喜びだったといいます。
飼い主さん:
「海は室内でのトイレトレーニングにかなり時間がかかりました。今は外でしかしませんが、トイレに行きたくなると、前足で私たちの腕をカリカリして教えてくれるんです。とても賢いコですね」
また、海くんは家の周りなどの散歩は怖がってしまうこともあったそうですが、自然の中での散歩は好きなのだとか。
特に、海に行くと毎回ものすごく喜んで笑顔を見せてくれるそうです。
現在、飼い主さんご夫婦とともに島暮らしを送っている海くんは、自然豊かな場所でのびのびと楽しく過ごしています。
保護猫の仁くんとは、兄弟のような関係性
飼い主さんご夫婦は、海くんを家族に迎えた少し後に、保護猫の仁くん(♂/取材当時、推定1才8カ月)も家族に迎えました。
同い年で、兄弟のように仲良く過ごす2匹の関係性を、飼い主さんはいつも微笑ましく見守っているといいます。
飼い主さん:
「海と仁のじゃれあいは、最初は常に激しかったのですが、今は回数も減って安心して見ていられます。気にせずに過ごせるというのも、2匹が成長した証拠だなと思いますね」
海くんと仁くんと家族になり、「犬と猫と暮らしたい」という思いを実現させた飼い主さんご夫婦。「海と仁に、我が家に来てよかったなと思ってもらえるように、みんなで楽しく暮らしていきたいです」と思いを話していました。
写真提供・取材協力/Instagram(
@kai_jin_k4さん)
取材・文/雨宮カイ
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