犬が好き
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畑に置き去りにされた保護子犬と家族に 「このコは笑顔と幸せをもたらす」と直感した出会いから1年、現在の姿は

先代犬と過ごした日々を思い出し、「また犬と暮らしてみたい」と思うように

飼い主さん:
「レオは思春期の私を無償の愛で支えてくれ、家族がつらいときには寄り添い、喜ばしいときにはともに笑って過ごしてくれました。
その後、私も妻と結婚して家庭を持ち、娘が2人産まれました。実家で暮らしていたレオは18才まで長生きしてくれましたが、最期を迎えたときは私も立ち直れない状況が続きました」

飼い主さん:
「思春期の娘たちが、いろいろと思い悩んでいる様子が垣間見えました。私も同じような経験をしているので、『レオを迎え入れたときのように、再び家族として犬と暮らしてみてはどうだろうか?』と思うようになったんです」
えまちゃんは、畑に置き去りにされていた子犬だった

ほどなくして、あるNPO団体から「段ボールに入れられて、畑に置き去りにされた4頭の子犬を保護した」との連絡を受け、お見合いをしてみることになったそうです。そのうちの1頭が、えまちゃんでした。
「出会ったときのえまは、きょうだいの中で一番体が大きいにもかかわらず、とても大人しいコでした。
そんなえまの表情から、少し複雑な精神というか性格を感じて。『このコはきっと家族に笑顔と幸せをもたらしてくれる』と直感し、えまを引き取ることを決めたんです」
えまちゃんとの暮らしをスタートさせ、成長を実感する日々
一緒に暮らして1年が経過しますが、ご家族は日々えまちゃんの成長を感じているそうです。

飼い主さん:
「えまはとにかくお散歩が大好きなのですが、どうやらドッグランは苦手なようで、いつも隅っこのほうでほかの犬たちの様子をうかがっています。家では堂々としているのに、そのギャップがおもしろくて愛おしいです」
「ほかにも、えまは抱っこがあまり好きではなく、ベタベタされるのが苦手なんです。でも、ゆっくりと休むときは必ず家族の誰かにそっとおしりをくっつけて寄り添って寝ていて、とても可愛いですね」
えまちゃんは大切な家族の一員
その姿を見ると、「私たちがえまを家族の一員だと思っているように、えま自身もそのように思ってくれているのではないか」と感じるそうです。
飼い主さん:
「現在えまは1才半。先代犬のレオと同様に、できるだけ長生きをしてほしいと思っています。
私たち家族は、毎週日曜の朝にえまが大好きな丘の上にある緑豊かな山林で遊び、朝食を買って帰るのがルーティンとなっています。えまは山林が大好きなので、今後はキャンプなどのアウトドアにも積極的に連れていき、みんなで楽しい日々を過ごしていきたいと思っています」
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