犬が好き
UP DATE
「写真を見た瞬間、涙が止まらなかった」 悲しみの中にいたときに出会った保護犬、家族に笑顔をもたらす存在に

先代犬との突然の別れを経験。悲しみの中にいたときに、ごぅちゃんと出会うことに

みんなで楽しい日々を過ごしていましたが、ろくちゃんは病気を発症してしまい、5才の若さで亡くなってしまいました。突然の別れでご家族は悲しみに包まれ、家の中は静まり返っていたといいます。
最愛のろくちゃんとの別れはつらいものでしたが、飼い主さんは次第に「もしご縁があれば、いつかまた犬と暮らしたい」と思うように。それは、ろくちゃんが犬と暮らす喜びを教えてくれたからでした。

ごぅちゃんの写真を見た瞬間、飼い主さんは涙が溢れて止まらなくなってしまったといいます。
「普段は譲渡先を『東京』に設定して検索していたのですが、このときはたまたま『関西エリア』の募集を開いていたんです。ごうちゃんの写真を目にしたのは本当に偶然でした。
直感的にこのコを家族にお迎えしたいと思ったのですが、私たち家族は募集エリアに該当せず、グッと気持ちをこらえて諦めようと思っていたんです」

「まだ新しいコをお迎えするのは早いかな」と、ごぅちゃんのことを家族に言えずにいた飼い主さんでしたが、譲渡会の前日に「ごぅちゃんと家族になりたい」と家族に打ち明けたのでした。

「家族で相談し、大阪の保護団体さんに連絡をしてみたんです。すると、『譲渡の約束はできないけれど、譲渡会へ来ることはかまいませんよ』との返事をもらい、譲渡会前日に、日帰りで大阪へ行くことを決めました。
旅行はゆっくりする派の我が家が、日帰りで大阪に行くなんて、火事場の馬鹿力のような日でした(笑)
ごぅちゃんにはたくさんの応募があったそうですが、私たちの強い想いを受け止めてくれて、我が家を選んでくれました。保護団体さんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」
ごぅちゃんがやってきて、家族に再び笑顔が

一緒に暮らしてわかったごぅちゃんの性格は、家の中では物音や人の動きを気にしない「落ち着いていて、マイペースな性格」だということ。しかし、外に出ると犬の友だちと「ワンプロ」を楽しんだり、好きな人が来るとぴょんぴょん飛んで喜んだりと、元気いっぱいにはしゃぐそうです。
家の中と外での態度のギャップがスゴく、見ていてとても可愛らしいといいます。

飼い主さんは、「ごぅちゃんの存在にとても救われた」と振り返っていました。
これからも感謝の気持ちを忘れずに
「ごぅちゃんをお迎えした少し後に、同じマンションで宮古島から保護犬を迎えたご家族がいて、よく交流をしています。まるで『姉妹』のように仲が良く、一緒に成長していく姿を見ていつも微笑ましく感じています」
最後に、飼い主さんはごぅちゃんへの思いをこのように話してくれました。
「ごぅちゃんと一緒にお散歩をしていると、毎日『幸せだなぁ』と思います。ごぅちゃんが我が家に来てくれたこと、家族の存在、犬友達、周りの素晴らしい環境など、これからもたくさんのことに感謝しながら過ごしていきたいです」
UP DATE