おやつタイムに参加できないシニア犬。飼い主さんが考えた解決方法ににっこり｜連載「こぐま犬てんすけ」vol.245

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おやつが欲しくてアピールするハイシニア犬

こんにちは、スズメ天狗。です。

てんすけのお友達わんこ、
ハイシニアのシーズー、心ちゃん。

16歳という年齢を考えるととても元気で食欲もあり、ぴょんと飛ぶこともできるおばあワン。
てんすけも見習いたいと日々思っております。

そんな心ちゃん、年齢を重ねるとともに目があまり見えなくなりました。
みんなでおやつをもらう時間にも、なかなかスムーズにもらうことができず。

でもわんこがすごいなと思うのは、目や耳が衰えてきても鼻はまだまだ良く利いていて、
「誰かがおやつをもらっている」ということは見逃しません。

てんすけ含め、わんこたちがわあわあもらっている中、少し離れたところで一生懸命にアピール。
視界に入ろうと細い足をちょこちょこ動かしてウロウロ。

「私もココにいますよ！」
と大きなお目々でじっと見つめています。

おやつ配り中のママさんは当然それに気づき、あげようとします。
ですが、手前にいる食いしん坊ワンコたち（主にてんすけの勢い…(；´Д｀)）が食べようと群がってくるので、なかなか届きません。

そんな心ちゃんをハラハラ見ている心ちゃんの飼い主ママ。

じれったくなって
「も～～しょうがないなー！ホラ飛んでけー！」
と笑いながら心ちゃんを抱っこ。そしておやつ配りママのところにデリバリー。
無事おやつをゲットする心ちゃんでした。

ママさんに抱っこしてもらって空を飛ぶ16歳。
その様子が可愛くて笑ってしまうお散歩の一幕でした。