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柴犬マロたんのために滑らない床を目指して奮闘する飼い主の思いよ届け！…届かない？
立ち上がろうとしたマロたんが、フローリングで滑ってしまいました。外では相変わらず爆走していますが、そろそろ足腰にも加齢の影響が出てきたようです。我が家の床は、両親の老後を考えて滑りにくい素材を選んだので、マロたんにも安心だと思っていましたが、加齢には敵わないのね。
というわけで、まずはごはんやお水を飲む際にしっかり立てるようにフードスタンドのまわりに吸着式のタイルマットを敷いてみました。汚れた部分だけ外して洗濯機で洗えるので手入れも簡単。もちろん、わんこが滑りにくいタイプを選びました。
マロたんは、新しいベッドやラグにもまったく警戒せず、すぐに使い始める新しもの好き。だから今回のタイルマットもきっと大丈夫だろうと思っていました。ところが、なんだか気に入らない様子で、すごく悲しい表情になってしまいました。
尻尾も下がってますます悲しい顔になってしまいました。ラグと違ってクッション性もないし、硬いのが嫌なのかもしれません。でも、また滑ってケガをしてはいけないし、肉球まわりの毛を刈ったり、肉球にクリームを塗るだけではやっぱり不十分。
名前を呼んでも、おやつで誘っても、マロたんはタイルマットを避けて通ろうとします。このままではごはんも食べられないしお水も飲めなくなっちゃう！「いったん剥がすしかないかな…」と半分あきらめかけましたが、とりあえず気分転換にお散歩へ出かけることにしました。
帰宅すると、さっきまでの警戒は心は消え、何事もなかったようにタイルマットの上に座りおやつを待っています。マロたんは柴犬にしては神経質な部分は少ないかもしれません。大雑把なわたしが育てたからでしょうか。
翌朝になると、もうすっかり警戒心ゼロ。まるで「え？10年前からこうでしたけど？」と言わんばかりの顔で、当然のようにしています。マロたんの順応力というか、気まぐれというか、拍子抜けしつつもさすがマロたんだなと思います。
本当なら、床一面をマットやカーペットで埋め尽くすのが安心なのかもしれません。でも、マロたんは、日向ぼっこでホットドッグになりすぎたとき、ひんやりしたフローリングに寝そべるのが大好き。そんな姿を思うと、やっぱりフローリングの部分も残しておくことにしました。
ますますチグハグになっていく我が家のリビングのインテリア。デザインと機能性、そしてマロたんの快適さをそれぞれ天秤にかけた結果、どうしようもない不思議な空間が出来上がってしまいました。前はもう少しすっきりしてたはずなのにな笑
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