犬が好き
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保護犬施設で出会った8才の元野犬と家族に ともに過ごした2年で見せてくれた“穏やかな成長”
保護犬施設での出会いがきっかけに 心を惹かれた律くんとの出会い
施設にはたくさんの保護犬がいるなか、律くんに特別に惹かれていたという飼い主さん。お世話をするなかで、次第にこんな気持ちを抱くようになったそうです。
「ほかのコたちは半年以内とか、長くても1年で新しい家族が決まることが多かったですが、律は1年半近く経っても決まらなかったんです。
そうしているうちにだんだんと、『律がほかの人にもらわれていくのが、なんだか嫌だな。やっぱり自分じゃないと……』と思うようになってきて。
もともと犬を迎えるつもりではなかったけれど、施設で1年半お世話していたことも大きいかもしれません。性格のことも含め、律のことはよくわかっていたつもりだったので、お迎えを決意しました」
律くんは10才に お迎え後にたくさんの嬉しい変化が!
しかし、お昼のおやつタイムや飼い主さんが帰宅したときには、とてもイキイキとした姿を見せてくれるそうです。
「お昼のおやつの時間になると、律は大喜び! 私は両親と一緒に暮らしていますが、私だけでなく両親からおやつをもらうときも、“キュンキュンキュン〜”と鳴いて、全身で喜びを表現しています。
私が帰宅したときには、飛び上がってグルグル回って喜んでくれて。『そんなに喜んでくれたら、こっちはもっと嬉しいよ!』っていつも律に伝えています」
「好きなおもちゃを抱えたまま寝たり、イビキをかいて寝たり、ベッドからはみ出して寝たりといった感じで、どんどんリラックスしてくれていると感じます。
また、最初は怖いのかリビングのホットカーペットに足を踏み入れられなかったけれど、乗れるようにもなりました。今ではそのあたたかさを知ってしまったようで、冬場はホットカーペットにへばり付いています(笑)」
「これは本当に嬉しいことですね」と、飼い主さんは喜びの気持ちを語っていました。
律くんは「私の人生を変えてくれた存在」
「生きていてよかったと思えるくらい、律との出会いは特別なものになったと感じています。
私は今はおもに在宅で仕事をしていますが、律は毎日私の後ろでスヤスヤと寝ています。穏やかな寝息が聞こえてきて癒されています。
これからもずっと、この優しい寝息を聞かせてほしいですし、お友達と一緒にたくさんお出かけしたいです」
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年10月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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