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やんちゃな野犬の子犬と家族に 7才の今、飼い主の様子を察知して甘える愛くるしいコに成長

保護犬として迎えた野犬の子犬と家族になって7年。飼い主さん夫婦にとって「宝物でもあり、空気のような存在」へと成長していました。
家に迎えたばかりのころの咲季ちゃん
家に迎えたばかりのころの咲季ちゃん。
@shibaibuki
「“次に犬を迎えるときは保護犬を”と思うようになっていました」と話すのは、Instagramユーザーの@shibaibukiさん。愛犬・咲季ちゃん(取材当時7才)は保護犬でした。

「ご縁があればまた犬と暮らしたい」と思っていたときに、咲季ちゃんとの出会いがあったといいます。

先代犬との別れを経験 1年ほど経ったころに、咲季ちゃんとの出会いが

先代犬の伊吹ちゃん
先代犬の伊吹ちゃん。
@shibaibuki
咲季ちゃんをお迎えしたのは、2019年1月。飼い主さん夫婦は、咲季ちゃんと出会う1年ほど前に先代犬・伊吹ちゃん(享年15才/柴犬)を亡くしました。

別れはつらく悲しかったけれど、伊吹ちゃんとの楽しい思い出を振り返るなかで、ともに素敵な時間を過ごせたことへの喜びや感謝の気持ちが大きくなっていったそう。

次第に、「ご縁があればまた犬と暮らしたいな」と思うようになったといいます。
咲季ちゃん
子犬時代の咲季ちゃん。
@shibaibuki
先代犬の伊吹ちゃんと暮らしていたときに、保護犬について知る機会が増えた飼い主さん夫婦は、「次に犬を迎えるときは保護犬を」という気持ちが芽生えていたそう。

近くの保護犬団体を見学したり、インターネットなどを見て情報収集をするなかで、里親募集サイトに掲載されていた子犬たちに目が留まります。

元気いっぱいに遊ぶ子犬たちのうちの1頭が、当時生後約4カ月の咲季ちゃんでした。

咲季ちゃんは野犬の母犬が産んだ子犬だった

眠る咲季ちゃん
子犬時代の咲季ちゃん。
@shibaibuki
咲季ちゃんは、捨てられて野犬として生きてきた母犬が民家の納屋で産んだ子犬だったそう。警戒心が強い母犬を保護しようと活動していた保護団体の方が、本格的な寒さが始まる前に子犬たち5頭を先に保護。のちに、母犬も無事に保護されたといいます。

咲季ちゃんと出会った当時について、飼い主さんはこう話しています。
飼い主さん:
「咲季たちきょうだい犬の写真に惹かれて見学の申し込みをし、部屋ではしゃぐ子犬たちの様子をゆっくり見ることができました。

どのコもとても可愛かったのですが、そのなかでも表情がわかりやすいやんちゃな咲季のことが気に入りました。一旦家に帰って夫婦で相談し、咲季を家族に迎えることを決めたんです」

子犬時代の咲季ちゃんは、空回り気味なところも可愛かった

見つめる咲季ちゃん
子犬時代の咲季ちゃん。
@shibaibuki
子犬の咲季ちゃんは素直で甘えん坊な性格で、表情や行動がとてもわかりやすいタイプでした。咲季ちゃんの行動やしぐさ一つひとつに、愛らしさを感じていたといいます。
飼い主さん:
「甘えん坊な咲季は、私たちが座っていると足にくっついてきたり、『なでて! なでて!』とすり寄ってきたりします。

人も犬も大好きで、道で出会ったときには“空回り気味”になるところもあるのですが、ちょっと残念な感じになってしまうところも愛らしいです(笑)」

しつけで苦労した時期もあるけれど、少しずつ改善が見られるように

座る咲季ちゃん
子犬時代の咲季ちゃん。
@shibaibuki
すくすく成長する咲季ちゃんでしたが、しつけで苦労した時期もありました。分離不安気味なところや、散歩での引っ張り癖、落ちているものの誤飲など、悩んだり落ち込んだりすることがあったといいます。

飼い主さん夫婦は、犬のしつけについて本やインターネットを参考にしたり、しつけ教室に参加したり、犬友さんに相談したりと、咲季ちゃんと日々向き合っていきました。

気長にトレーニングを続けていると、誤飲は数カ月でほぼ落ち着き、留守番は以前よりもおとなしく待っていられるようになったそうです。

飼い主さんはそんな咲季ちゃんの姿に驚きつつ、「私たちが知らない間に成長していることもあるんだなと気づき、咲季の成長を嬉しく感じました」と話しています。

7才になった咲季ちゃん 一緒に過ごすなかで甘え上手なコに!

散歩を楽しむ咲季ちゃん
立派に成長した咲季ちゃんがこちら。
@shibaibuki
それから月日は流れ、咲季ちゃんは7才(取材時)になりました。その後、「散歩と留守番が少しだけ上手になりました」と飼い主さん。

大きな成長点を挙げると、甘え方がとても上手になったことだといい、こんなエピソードを教えてくれました。
飼い主さん:
「もともと甘えん坊で、以前は四六時中絡んでくるような甘え方でしたが、今はこちらが忙しそうなときはおとなしくしているんです。私がちょっと座ったり、ふと気を抜いたりする瞬間を察知して、一瞬で寄ってきます。

エンドレスでナデナデを要求しつつも、『おしまい』と言うとすっ……と引いてくれるおりこうさんなんです」
可愛いポーズでまったりする咲季ちゃん
可愛いポーズでまったり。
@shibaibuki
そんな咲季ちゃんは、飼い主さんのことが大好き。飼い主さんが数日留守にして帰宅したときには、愛おしい姿が見られるといいます。
飼い主さん:
「咲季は興奮しながらリビングを走り回って迎えてくれるのですが、私の手が届く寸前で方向転換。触らせてくれません。おそらく、『帰ってきてくれて嬉しいよ』という気持ちと、『ひどいよ、どこに行ってたの! さみしかったよ!』の気持ちで葛藤しているのでしょうね。

しばらくするとふいに寄ってきて、べったりくっついたと思ったら、そのまま寝てしまったりします。ちょっと笑っているような穏やかな寝顔を見ると、疲れも吹き飛んで嬉しくなります」

生活の中心には、常に咲季ちゃんが

雪の中を散歩する咲季ちゃん
咲季ちゃんは、雪の中を散歩するのが大好き!
@shibaibuki
咲季ちゃんと過ごして、あっという間に7年が経過しました。振り返ると、「我が家の生活の中心には、常に咲季がいる」と飼い主さん。

散歩中に雪の中で長時間座り込みをされたり、夜寝ているときに絡まれたり。「ちょっとめんどくさいなぁ(笑)」と思うこともあるそうですが、そのやりとりが当たり前のようになっているといいます。
見つめる咲季ちゃん
見つめる咲季ちゃん。
@shibaibuki
「宝物でもあり、空気でもある」という咲季ちゃんへ、飼い主さんは今の思いをこう語っていました。
飼い主さん:
「咲季のいない日常というのは想像がつかないですし、いなければ上手に呼吸ができないような気がします。

小さいころから健康面の不安をいろいろ抱えたコなので、今後も気を抜くことなく、元気に楽しく過ごせるように。プレシニアと言われるお年頃ですが、まだまだやんちゃで気ままな甘えん坊でいてほしいと思います」
写真提供・取材協力/@shibaibukiさん/Instagram
取材・文/雨宮カイ
※文中の表現は、飼い主さんご自身の表現に沿っています。
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2026年2月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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