お風呂が大の苦手でご機嫌ななめ？「犬との生活を諦めていた」家族を惹きつけた元保護犬は、今では「家族の中心的存在」に！

お風呂が苦手な保護犬のエピソード

紹介するのは、X（旧Twitter）ユーザー@tsuyoshi39161さんの愛犬、まるちゃん（取材時8才／フレンチ・ブルドック）です。

この写真に写るまるちゃんは、どこかご機嫌ななめな様子？このとき、まるちゃんに何があったのでしょうか？飼い主さんにお聞きしました。

「一番嫌いなお風呂に抱っこして連れて行かれた」

“現実逃避”をしながらお風呂に入るフレンチ・ブルドッグ — “現実逃避”をしながらお風呂に入るまるちゃん

飼い主さんによると、まるちゃんはお風呂が大の苦手なのだそうです。この日、飼い主さんはまるちゃんをお風呂に入れようとします。しかし、まるちゃんの湯船として使用しているクリアケースをお風呂場に運ぶのを見た瞬間、机の下に隠れてしまったそう。

飼い主さん：
「結局引っ張り出されて入浴することになり、ご機嫌ななめな様子だったんです。
まるの一番嫌いなお風呂に、パパが抱っこして連れて行ってしまったので…。そのあとずっとこの表情をしていたから、『どうかパパを嫌いにならないで〜』って思っていました」

保護犬だったまるちゃんとの出会い

「お仕事行かないで」と飼い主さんを見つめるフレンチ・ブルドッグ — 「お仕事行かないで」と飼い主さんを見つめるまるちゃん

現在8才となるまるちゃんは元保護犬。推定1才頃に、飼い主さんのおうちにお迎えされました。
飼い主さんは、一緒に暮らしていたフレンチ・ブルドッグを亡くしてしまっていることから、大好きな犬を迎えることは諦めていたそうですが、友人からお声がかかり出会ったといいます。

まるちゃんに出会った際のことを、飼い主さんはこう振り返ります。

飼い主さん：
「家族全員が『かわいい〜！！』となりました。家族で強く惹かれて『お迎えしよう！』と決まりました」

まるちゃんはどんなコ？

まるちゃんは表情豊かとのこと。「特にカイカイでエリカラをつけられたときに、上目づかいで『外して…』と訴えてくる」とのことで、飼い主さんは考えていることが手に取るようにわかることが魅力だといいます。

さらに、普段はとてもおとなしく、無駄吠えもしないのだおりこうさんなのだそうです。

「これからは幸せで楽しい時間だけを過ごしてほしい」

レストランを見つけて嬉しそうな表情をするフレンチ・ブルドッグ — レストランを見つけて嬉しそうな表情をするまるちゃん

最後に、飼い主さんにとってまるちゃんはどのような存在か、これからどのように過ごしていきたいかを聞きました。

飼い主さん：
「まるは、完全に家族の中心的存在です。今では家を離れた子どもたちも『まるに会いたい』と帰ってきます。まるには、お迎えする前に辛い経験があった分、これからは幸せで楽しい時間だけを過ごしてほしいと願っています」

写真提供・取材協力／@tsuyoshi39161さん／X（旧Twitter）
取材・文／COCO
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年9月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。