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寝る場所でわかる!犬の気持ちと飼い主さんへの信頼とは
愛犬の気持ちをもっと寄り添うために、寝る場所ごとの心理と飼い主さんができる接し方について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本先生が解説します。
飼い主さんの足元で寝るのは「信頼と安心」のしるし
また、足元は飼い主さんの行動を把握しやすいため、愛犬にとっては「見張り」としての意味もあります。飼い主さんのために「いざというときにすぐ動ける」位置でもあるのです。
布団の中に入ってくるのは「親密な絆」があるから
ただし、夏場でも潜りたがる場合や、寝るたびにぐいぐい布団に入ってくるようであれば、寂しさや不安感が強くなっている可能性もあります。日中のスキンシップを増やしたり、 声かけを意識してみましょう。
ちょっと離れた場所で寝るのは「自立」のあらわれ
特に成犬になると、自立心が育ち、静かな場所で落ち着いて休みたいという本能も強まります。飼い主さんとの信頼関係がしっかり築かれていれば、無理にそばに呼び寄せる必要はありません。
体の上に乗って寝るのは「甘えたい気持ち」の表現
とくに留守番が長かった日や、構ってもらえなかったと感じたときに見られる傾向です。愛犬のストレスサインに気づき、スキンシップの時間を見直すきっかけにしてみてください。
行動の背景によって寝る場所は変化
以下のような変化があった場合は、心のサインかもしれません。
①急に距離をとるようになった
②寝ていた場所に行かなくなった
③夜中にうろうろして落ち着かない
これらは不安や体調不良の可能性もあるため、普段の生活や健康状態とあわせて観察しましょう。
愛犬の「寝る場所」は心の鏡
「 寝る場所」 の意味を理解することで、愛犬との絆がより深まるかもしれません。
文/いぬのきもちWeb編集室 監修/いぬ・ねこのきもち獣医師相談室
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性がない場合もあります
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