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天真爛漫な保護犬シー・ズーと家族に お迎えして8カ月、見えてきた“成長の軌跡”にほっこり
保護犬・ふがしちゃんとの出会い
2021年に愛犬を亡くした飼い主さん夫婦。次第に「またいつか犬を迎えたい」という思いが芽生えていました。
暮らしを見直したい思いもあって、2024年7月に東京から地方に移住。その後、新生活に慣れてきた年末頃から保護犬探しを始めたといいます。
「これまでにシー・ズーと二度暮らしてきた経験があり、性格やかかりやすい疾患も理解していました。私たちの年齢的に、子犬から迎えるなら今回が最後になると思い、1才前後のシー・ズーに絞って探していたんです。
保護犬で1才はなかなかハードルが高かったですが、日本全国どこへでも行くつもりでいたところ、自宅から車で数時間の保護団体でふがしに出会いました」
お迎えして8カ月が経過 ふがしちゃんの様子は?
飼い主さん:
「お散歩が苦手で、トレーナーさんに教わりながら練習を続けました。最初はとても聞き分けがよかったのですが、2週間ほど経つと“自我が芽生えてきた”のか、行動にクセが出てきて……」
排泄の失敗や食糞など、悩みも多かった時期。朝起きると足元に“惨状”が広がっていることもあり、心が折れそうになったといいます。
ふがしちゃんと家族になって8カ月。「まだ先は長そう」とのことですが、良い変化も見られているといいます。
飼い主さん:
「今ではだいぶ上手にお散歩できるようになり、おやつで誘いながら始めたしつけにも徐々に信頼関係でコマンドに従ってくれるようになっています」
飼い主さん:
「普段のふがしはイタズラもほとんどなく、首を傾げてこちらの声のトーンをよく見ているコなんです。うんちトラブルが改善したら、本当に“パーフェクトガール”だと思っています。
これまでしてきたように、私たちも根気強く向き合っていきます」
先住猫たちともいい関係を築いている様子に感動
最初は3匹ともそれなりに距離を取っていたそうですが、すぐに打ち解けたといい、近くでおなかを出して寝るようになったのだとか。仲睦まじい3匹の様子を見たときは、「思わず感動しました」と飼い主さんは振り返ります。
「自称ボス猫のコロッケはプライドがあるのか、どんなにふがしがしつこくても絶対に負けません。私たちが止めるまで、2匹はずっと遊んでいます。
ごましおはふがしが大好きで、なめたり遊んだり近くで寝たりとお世話をしたがるタイプですが、ふがしはやや居心地が悪そうで……。ふがしはごましおをちゃんと“上のお兄ちゃん”と扱っているのかなと思います」
ふがしちゃんとのこれからについて
「ふがしも含めてみんなが幸せでいられるように、まだまだ教えてあげられることがあるなと思います。
たくさんの人や犬から愛されることがふがしの成長とQOLを上げると思うので、これからも愛情をたっぷり注ぎつつもしっかりとしつけてあげたいです」
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年12月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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