犬が好き
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柴の子犬を迎えて始まった“ときめきの日々” 10年経った今は「隣にいてくれるだけで幸せ」
たまじろうくんとの出会い
こちらは、生後3〜4カ月のころに撮影された一枚。散歩へ出かける直前、自宅の駐車場での姿です。飼い主さんはこのころを振り返って、こう語ります。
「当時の私は小学5年生で、人生初の犬との暮らしに毎日胸がときめいていました。たまの存在が、とにかく可愛くて仕方ありませんでした」
そんなたまじろうくんは、おとなになってどんな姿を見せてくれるようになったのでしょうか。
10才になった現在は、さらに“愛らしい存在”に
今では側溝にも慣れ、散歩中にほかの犬に吠えられることがあっても気にせず自分のペースで歩いているのだそう。「強くなったのか、マイペースなのかわかりませんが……」と、飼い主さんは笑いながら話しています。
「おもちゃで遊んでいて勢い余って手に歯が当たると、本当に軽く触れただけでも『ごめんね』と言うようにペロペロとなめてくれます。
食欲旺盛でいつも人の食べ物を狙っていますが、基本もらえないとわかっているのか、本当に奪うことはしません。身を乗り出してじゃれてきて可愛らしいです」
ただ隣にいてくれるだけで幸せ
「たまが隣にいてくれるだけで幸せです。今の時期はストーブを使っていますが、たまは一番あたたかい場所を熟知していて、人が座るスペースをそっと取ってしまうこともあります。『どいてよ〜』と毎日小競り合いをするのが、この時期はとても楽しいです。
『なでて!』と近くに来るくせに、なでるとすぐに『あ、もういいです……』と離れていく柴犬らしい距離感もありますが、そうした些細な瞬間も含めて思い出になっています。
これからも、そんな何気ない日常を大切にしていきたいです」
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年12月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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