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生い立ち不明の保護犬と家族になって5年 “とびっきりの笑顔”が魅力的な「宝物のような存在」に
今までどこでどのように生きていたのか、本当は何才なのか、咲ク太郎くんの詳しい生い立ちはわからないといいます。
保護犬・咲ク太郎くんとの出会い
すぐに保護団体に連絡をとり、咲ク太郎くんに会いに行くことに。出会いについて、飼い主さんはこう振り返ります。
「サクの生い立ちはわかりません。わかっていることは、ずっと引き取り手が見つからなかったということ。保護団体の方がサクを引き出してくれて、私たちはサクと出会うことができました」
ほかの犬とのお見合いもしましたが、夫婦でよく話し合い、咲ク太郎くんを家族に迎えることを決めたのでした。
名前を呼んでも無反応だったけれど、少しずつ変化が
しかし、次第に順応性の高さが随所で見られたそうです。
飼い主さん:
「ベッドには乗らない、散歩から帰ってきたら足を洗い、体を拭くなどの我が家のルールに慣れるまでに、そんなに時間はかかりませんでした。できなかったコマンドも徐々に覚えてくれたんです。
サクは私たちが何を求めているのかを理解し、それに応えようとする姿勢がすごくあるように思います。そういうサクだからこそ、すぐに生活に慣れていくことができたのかなと思います」
飼い主さん:
「私が在宅勤務をしていたのでサクと一緒に過ごせる時間が多く、たくさんの愛情を注ぐ機会を持てました。信頼関係を早期に築くことができたおかげで、徐々に分離不安も改善。今では、お留守番もちゃんとできるようになりました」
咲ク太郎くんは推定8才に 自我が芽生え、意志をはっきり表現できるように
もともとよく笑う優しい性格で、嬉しいときや楽しいときに見せる“とびっきりの笑顔”が魅力的だそうですが、一緒に過ごすなかでより表情が柔らかくなったそう。「今ではすっかりイケメンになったなと感じています」と、飼い主さんは話します。
飼い主さん:
「年齢を重ねるにつれてより自我が芽生え、自分の意志をわかりやすく表現するようになりました。
私たち夫婦の会話にもいつも耳を澄ましており、言葉をよく理解している様子です。こちらが何かを伝えると、『ちゃんとわかってくれているな』と思う場面が増えました」
まるで言葉が聞こえてくるように感じることもあるといい、そのやりとりがとてもわかりやすく、おもしろいのだそうです。
妹犬・エマちゃんを迎えたことで、咲ク太郎くんの優しさを改めて実感
目を離した隙にケンカになったことがあったそうですが、そうした場面で咲ク太郎くんの優しさを実感したといいます。
「サクはどんな状況でも、エマを傷つけませんでした。サクの中に“人やほかの犬を傷つけてはいけない”という優しい気持ちがあるのだと、改めて感じました」
不安なときや怖いときには、必ず咲ク太郎くんのそばに。遊んだりじゃれ合ったりする仲ではないものの、近くで並んで昼寝をする姿も見られるようです。
そんな様子を見て、飼い主さんは「少しずつ“家族”、“仲間”としての意識が芽生えてきている」と感じるといいます。
咲ク太郎くんは「宝物のような存在」
「サクの笑顔が見たいからこそ、私たちも『今日も頑張ろう』と思うことができます」と、飼い主さんは話します。
「サクには毎日、『うちに来てくれてありがとう』『大好きだよ』と伝えています。いつか来るお別れのことを想像すると、胸が張り裂けそうになることもありますが、それ以上に『今この時間を大切にしたい』という気持ちが強いです。
これからも元気で長生きしてもらい、大好きな山登りや旅行にたくさん連れて行きたいと思っています。命のある限り、幸せな気持ちで毎日を過ごしてもらえるように、これからも一緒に生きていきたいです」
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2026年2月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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