犬は言葉を話せないため、頭の先から尻尾までを使って感情を表現しています。そこで今回は、飼い主さんへの愛情表現であるボディランゲージ「ピトピト」「ペロペロ」「ルンルン」に込められた意味を、可愛い画像とともにご紹介! ぜひ参考にしてみてくださいね。
『ピトピト♪』
飼い主さんがくつろいでいるときに、犬が体の一部をピトピトッとくっつけてくるのは、「飼い主さんと一緒で安心♡」という気持ちを表しています。
もともと群れで生活をしてきた犬は、寄り添うことが大好きなのです。なお、この行動は犬同士でも見られ、お互いに安心感をもっていることがわかります。
愛犬がピトピトしてきたら……
飼い主さんの邪魔をする様子がなければ、そのまま受け入れてよいでしょう。もちろん優しくなでてあげても喜びます。
ただし、犬が飼い主さんに四六時中くっついてくるのは、「分離不安」という心の病気の心配があります。1日のうち、数時間は犬と離れる時間を作るなどの工夫も必要ですよ。
『ペロペロ♪』
飼い主さんの顔をペロペロと舐めるのは、「好き」という気持ちを表現しています。これは、子犬が母犬の鼻を舐めて食べものをおねだりすることの名残で、飼い主さんへの愛情表現や甘えと考えられます。
叱られたあとのペロペロ。実は……
叱られた犬がペロペロと飼い主さんの顔や手を舐めてくること、ありませんか? そのかわいさに「反省しているのかな?」と、つい許してしまいそうになりますよね。
しかし実際は、飼い主さんが“こうすれば許してくれる”とわかった上での行動の可能性も……。
『ルンルン♪』
軽快なリズムで散歩をする犬に、効果音をつけるなら「ルンルン」がピッタリではないでしょうか。散歩中、犬の足取りが軽いのは散歩が楽しい証拠です。
ちなみに、散歩中に飼い主さんを見るのは「信頼しているよ」という気持ちが込められているそうですよ。
愛情表現にできる範囲で応じよう♡
このように、犬は自分の体のすべてを使って、飼い主さんへの愛情を表現しています。しっかりと愛犬の行動を観察して、その気持ちを正しく理解してあげたいですね♡
参考/「いぬのきもち」2016年5月号『ブンブン、ホリホリ、ブルブル……よく見る犬のしぐさの意味って?“動き”でわかる犬の気持ち』(監修:犬のしつけ教室DOGLY代表 日本動物病院協会認定家庭犬インストラクター 荒井隆嘉先生)
参照/Instagram
文/しばたまみ
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