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以前飼っていた亡くなった犬のことを思い出してしまい、仕事が手につきません。

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以前飼っていた亡くなった犬のことを思い出してしまい、仕事が手につきません。

愛犬を亡くしてしまうとなかなかその喪失感から抜け出せないことが多いようです。かわいがっていればそれだけ別れは辛いものです。日常生活に支障をきたすほどふさぎ込んでしまう状態になってしまったらそれはペットロスかもしれません。誰でも陥る可能性のある心理状態で、はじめは辛くても、いくつかの段階を経てやがて立ち直ることができます。

拒否:ペットが死んでしまったという事実を認めようとしない心理プロセスのことで、ペットの死が何かの間違いであると思わせてくれるような材料を探してしまいます。

怒り:苦しみを与えたものに対して反発することで、たとえばペットを担当していた獣医師に対し、もっと適切な処置をしていれば助かったのではないかという他者に対する怒りと、もっと注意して看病してやればよかった、というような自分への怒りもあります。

交渉:悲しみを克服するためにあの子を生き返らせてくれるなら自分の寿命が縮まってもいい、などと考えるようになります。

抑うつ:あまりにも強い悲しみの感情が何をしても楽しくないなど軽いうつ状態になります。

受容:ペットの死を事実として受け入れ、忘れかけていたポジティブな感情を徐々に取り戻していきます。

ここまでくればペットの死を思い起こすと悲しい気持ちになりますが、じきに元通りになり、仕事が手につかなくなるということもなくなります。

パピヨン|♂|4歳9カ月

監修/いぬのきもち相談室 担当獣医師

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