犬と暮らす
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暑さで愛犬の様子が変わったと感じたことは?獣医師が解説する暑さ対策と注意点
暑くなって愛犬の様子や体調が変わったと感じる?

【体験談】愛犬の様子や体調が変わったと感じたきっかけは?
ゴハンを食べる量が減った
- 「ゴハンを食べる量が減ったのと、冷たい水を好むようになった」
- 「おやつは食べるのにゴハンの量が減り、便の回数が1日2回から1回になった」
- 「食欲が落ちて、寝てばかりいる」
- 「いつも食欲旺盛なのに、朝、しばらく何も食べないときがある」
あまり動かない・散歩に行きたがらなくなった
- 「日中ずっと寝ている」
- 「散歩に行きたがらなくなっている。昨年までは朝涼しいうちにと早くてもよろこんで出掛けたのに、今年は外にも出たがらない」
- 「散歩でいつもより歩かなくなり、運動量が減ったからか暑いからか餌を残すようになった」
- 「涼しい部屋で寝る時間が増えた」
呼吸が荒い・舌をよく出すようになった
- 「ハーハーと息を吐くことが増えた」
- 「ふだんは舌を出すことはないのに舌を出して息をしていることが多くなった」
- 「パンティングをよくするし、散歩に行っても早く帰ろうとする」
- 「散歩中舌を出すようになり、散歩のあと玄関の石の床に伏せるようになった」
そのほか、こんな体験談も
- 「冷たい床にうつぶせでいることが多くなった。散歩にも十分に行けず、遊び足りないのか怒りっぽくなった」
- 「眠りが浅くて、寝ているのに睡眠が取れていないように見える」
- 「クーラーの風がよく当たるところに移動したり、扇風機の前に座ったりしています」
- 「前に肝臓がんの手術をしていて今も抗がん剤治療をしているせいもあるが、下痢をしたり嘔吐したりする回数が増えたように思う」
【獣医師解説】暑くなると犬はどんな体調変化を起こす?
――暑くなると、犬はどんな体調変化を起こしやすいのでしょうか?
山口先生:
「活動性の低下、食欲低下などが起こります。暑さによる疲労や運動不足などが関わっていると思われます」
――犬が暑さで体調変化を起こしている場合、飼い主さんはどんな対応をすべきでしょうか?
山口先生:
「空調を使って室内環境を整えるほか、暑さを避けた時間帯や室内で適度な運動を心がけましょう。
また、水分の多い缶詰やパウチを与えたり、水飲み場を増やしたり氷を使ったりして、水分摂取を促すことも大切です。そのほか、クールグッズを利用するのもよいでしょう」
――犬が暑さで体調を崩さないために、飼い主さんがふだんからすべきことや心がけるべきことを教えてください。
山口先生:
「ゴハンを食べないからといってジャーキーなどのおやつばかりを与えると、胃腸が弱り、余計に食欲が落ちます。できるだけ総合栄養食に近いものを選んで与えるようにしてください。また、暑い時期は外で運動できる時間が短いので、室内での運動や知育をする習慣をもつとよいでしょう」
取材・文/宮下早希
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年7月時点の情報です。
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