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シニア犬が甘えてくるのは大丈夫?気をつけたいサインと見極め方を解説
年齢を重ねてからのこうした密着行動に、「なにか不安を感じているのでは?」「体調が悪いのでは?」と心配になる飼い主さんも多いようです。
今回は、シニア犬の甘え行動の理由や注意点などについて、いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生に伺いました。
シニア犬が甘えるように見える理由とは?
これまでクールだった犬でも、年齢とともに穏やかさや甘えが表に出ることがあるため、「急に甘えてきた」と感じる場面が増えることがあります。
また、体力の低下や感覚の衰えから、安心できる場所や人を求める傾向が強まることもあります。このような行動は自然な老化の一環である場合も多く、必ずしも「性格が変わった」わけではないと考えられています。
甘えと不安・不調のサインの違いを知る
たとえば、以下のような行動が見られる場合は、体や心に不調を抱えているサインかもしれません。
① これまでと違うタイミングでべったりくっついてくる
② 急に鳴いて呼ぶ回数が増えた
③ 飼い主さんが見えなくなると極度に不安がる
④ 夜間に落ち着かず歩き回る
⑤ 食欲や元気が低下している
⑥ 抱っこをせがむが、触ると嫌がるそぶりを見せる
これらの様子が続くようであれば、老化だけでなく病気やストレス、認知症の初期症状などが関係している場合もあるため、動物病院で相談してみると安心です。
シニア犬の変化は加齢によるものと見過ごされがちですが、「いつもと違う」甘え方を見せたときには、一度立ち止まって愛犬の体調や行動を観察してみてください。早期発見につながることがあります。
寄り添ってくるときの対応のコツ
また、足腰が弱っている犬には、段差を避けたり柔らかい寝床を用意したりと、身体的な負担を減らす環境づくりも大切です。甘え行動が見られるからこそ、日々のケアを丁寧に行いましょう。
高齢犬との時間を大切にするために
不安なときには無理に判断せず、獣医師に相談することで安心につながります。愛犬の“今”を受け入れ、優しく見守る姿勢が、何よりも大切でしょう。
文/いぬのきもちWeb編集室
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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