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犬の換毛期にありがちなトラブルは?対策を獣医師が解説

春は、気温だけでなくさまざまなことがダイナミックに変化する季節。その変化がときとして愛犬のトラブルの原因になったりすることも。今回は犬の「毛が抜け替わる」時期に気を付けたいポイントについて獣医師の野矢雅彦先生に伺いました。

古い毛が抜けきらないとトラブルのもとに

換毛期中の柴
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
春は冬毛から夏毛に変わる換毛期です。毛量の多い犬種や長毛の犬種はとくに、このタイミングで古い毛がしっかり抜け落ちないと、毛が密な状態に。もつれや毛玉ができやすくなって皮膚トラブルにつながります。

毛の根元にもつれや毛玉ができて「体温調整機能の乱れや皮膚炎」に

毛の状態が適正な量と密度になっていれば、その毛のおかげで外気から皮膚を守り、体温調整もスムーズにできます。古い毛が抜けずにたまっていたり毛玉になっていたりすると、体温調整がうまく機能しない状態に。また通気性が悪化し、蒸れて皮膚炎になります。

毛玉を切ろうとして「皮膚の切創」

換毛期のミックス犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
毛玉は毛の根元の、皮膚のすぐ上あたりにできていることが多く、それを無理にハサミで切ろうとすると誤って皮膚も切ることが。犬を痛がらせるだけでなく、お手入れ嫌いにしてしまうかも。

対策:毎日こまめに毛の根本からブラッシング

換毛期は、毎日こまめにブラッシングして古い毛をしっかり除去することで、毛の密度を正常に保ち毛玉も予防。ただし、このときブラシのピン先を強く皮膚に当てたり、下毛取り専用ブラシで何度もとかしたりしないで。かえって皮膚を傷つけてしまいます。

対策:愛犬に合ったシャンプー剤で適度にシャンプーする

換毛期の秋田犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
換毛期はシャンプーの頻度が増える家庭も多いですが、増やしても2週間に1回程度に。愛犬に合ったシャンプー剤を使って被毛と皮膚の代謝を促しましょう。
シャンプー前にパッチテストを。水で10倍程度に薄めたシャンプー液を耳の内側の皮膚に塗ります。60分後、赤くなっ
ていたらNG。赤くならないシャンプー剤を使いましょう。
いかがでしたか?換毛期の愛犬のお手入れに役立ててくださいね。
お話を伺った先生/野矢雅彦先生(「ノヤ動物病院」院長)
参考/「いぬのきもち」2026年4月号『春の変化って犬にヤバい!んです』
文/いぬのきもちWeb編集室
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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