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成犬期に気をつけたい目・皮膚の病気とは? かかりやすいトラブルと見逃したくないサインを解説

犬はライフステージ別に気を付けたい病気やトラブルがあります。年齢を重ねるにつれて、体の機能が低下したり骨格などが変わったりするため、それに伴って気をつけたい病気も変化していきます。今回は愛犬との生活が安定してきた「成犬期」に特に気を付けたい病気やトラブルについて獣医師の野矢雅彦先生に伺いました。

目の病気:角膜潰瘍(かくまくかいよう)

上を向く犬
Photo by Getty Images
目の表面の角膜に傷がついて炎症を起こし、痛みが出る病気。成犬期は外に出る機会が増えるため、木の枝や異物が目に入って傷つくことも多いです。シャンプー剤や逆さまつげによる刺激で発症することも。

●なりやすい犬:すべての犬

目の病気:緑内障

こちらを向く犬
Photo by Getty Images
眼球内の眼圧が上がり、激しい痛みを伴う病気。発症から数時間~数日で失明することもあります。目をしょぼしょぼさせる、左右で目の大きさが違うといった症状が見られたら早めに受診しましょう。

●なりやすい犬:柴、シー・ズー、ビーグルなど

目の病気:核硬化症

こちらを向く大型犬
Photo by Getty Images
水晶体の真ん中が白く濁る老化現象のひとつ。犬では5~6才からこの症状が出てくるケースが多いです。白内障と似
て水晶体が白くなりますが、視力には影響ありません。

●なりやすい犬:すべての犬

皮膚の病気:アトピー性皮膚炎

こちらを向く犬
Photo by Getty Images
アトピーを引き起こしやすい体質と敏感な肌をもっていること、さらに精神的なものも含めた環境の中のさまざまな要因に反応し、慢性的なかゆみと皮膚症状を起こす病気。成犬期でも3才ごろまでに発症し、高齢になるにつれて悪化していきます。

●なりやすい犬:柴、フレンチ・ブルドッグ、シー・ズーなど

皮膚の病気:食物アレルギー

こちらを向く小型犬
Photo by Getty Images
免疫が過剰に反応することで、長期間にわたって口や目のまわりなどの赤みやかゆみ、消化器症状が出る病気。食事療
法だけで改善されるものを食物アレルギーといいます。

●なりやすい犬:柴、レトリーバー種など

皮膚の病気:脂漏症

笑顔の小型犬
Photo by Getty Images
皮脂の分泌が活発になりすぎて皮膚がべたつき、かゆみやフケなどが見られる病気。皮脂の分泌が多い犬種や、肥満が
原因で発症することも。ほかの皮膚病に併発して発症することも多いです。

●なりやすい犬:シー・ズー、トイ・プードルなど
散歩中のマルチーズ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
かかりやすさの時期や犬種に傾向はありますがどの病気もすべての犬に起こりえます。傾向を知ったうえで定期的な健康診断を受けて、早期発見に努めましょう。
お話を伺った先生/野矢雅彦先生(「ノヤ動物病院」院長)
参考/「いぬのきもち」2025年6月号『ライフステージ別!気をつけたい病気・トラブル』
文/いぬのきもちWeb編集室
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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