犬の多頭飼いをしていると、新入り犬に対して愛情深い行動をする先住犬の姿が見られることも。
(写真左から)つくねちゃん、ごまちゃん
@shiba_goma_tsukune
今回紹介するのは、Instagramユーザー
@shiba_goma_tsukuneさんの愛犬・ごまちゃん(♀/取材当時4才)とつくねちゃん(♀/取材当時3才)。
約3年前、子犬だったつくねちゃんを家族に迎えたばかりの頃のこと。まだトイレが上手にできなかったつくねちゃんが練習していたことがあったのですが、そのときの様子がなんとも微笑ましいんです。
ちゃんとできるかな?
つくねちゃんが上手にトイレができるよう、そばであたたかく見守る姉のごまちゃん。
トイレより、ごまちゃん(笑)
でも、つくねちゃんは優しいお姉ちゃんのほうがどうしても気になるみたいです(笑) つくねちゃん、トイレに集中して〜!
まったり♡
終いには、トイレでくつろいじゃいました(笑) つくねちゃん、マイペースすぎる…!
トイレ、大成功〜!
でも、ごまちゃんが根気強く見守ってあげたのが功を奏したのか、その後つくねちゃんは見事にトイレを成功させました♪
面倒見のいいごまちゃんの愛情深い行動や、ごまちゃんのことが大好きなつくねちゃんの姿は、見ていて癒されますね。
2頭の関係性は? 飼い主さんに話を聞いた!
(写真左から)つくねちゃん、ごまちゃん
@shiba_goma_tsukune
微笑ましいやりとりを見せてくれた、ごまちゃんとつくねちゃん。当時の2頭の関係性について飼い主さんに話を聞くと、「当時は姉妹というより親子みたいな関係でした」と話します。
飼い主さん:
「子犬のつくねはとにかくやんちゃで好奇心旺盛、その反面すごくビビりなので、ごまの後をついて回ったり真似ばかりしていました」
飼い主さん:
「先住犬のごまは、お姉ちゃんになってすぐの頃は少し戸惑いもあった様子でしたが、母性本能なのか、お母さんのようにつくねをお世話したり見守ったりするようになりましたね」
ひとりっこだったときのごまちゃんは、噛み癖やイタズラが多かったのだそうですが、つくねちゃんを家族に迎えてからはスッと落ち着いたのだそう。
つくねちゃんを迎えたことで、ごまちゃんにいい影響があったようですね。
現在も、良い関係性を築いている2頭
現在の様子。(写真左から)つくねちゃん、ごまちゃん
@shiba_goma_tsukune
マイペースで頑固な性格で、感情を表情や態度でしっかり表すわかりやすいコだという姉・ごまちゃん。とにかく人が大好きだそうで、家族が帰宅したときやお客さんが家に来たときなどは、「ヒコーキ耳」で毎回大歓迎してくれるのだそう。
(写真左から)つくねちゃん、ごまちゃん
@shiba_goma_tsukune
一方、妹のつくねちゃんは柴犬らしい性格で、ベタベタされるのは苦手なのだそう。でも、じつは甘えん坊で、気づいたらそっと寄り添っていることがよくあるのだとか。「動物はみんな友達」だと思っているような、温厚なコでもあるそうです。
そんな2頭が一緒に暮らし始めて、もうすぐ3年が経過します。現在の2頭の関係性について、飼い主さんはこのように話していました。
飼い主さん:
「妹のつくねのほうが体はすっかり大きくなりましたが、つくねはごまのことを『お姉ちゃん』だとしっかり理解しているようで、今でも変わらず、ごまの行動を見て真似をしています。
姉のごまも、つくねのお世話をしたがって、お耳をなめたりニオイチェックをしたりしていますね」
ごまちゃんとつくねちゃんを見ていると、「人間の姉と妹を見ているような関係だと感じる」と話す飼い主さん。素敵な関係性を築いている2頭を見て、飼い主さんご家族は日々癒されているそうです。
写真提供・取材協力/Instagram(
@shiba_goma_tsukuneさん)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文・構成/雨宮カイ