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「このコと家族になりたい」と心が動いた、保護犬との出会い 喪失感でいっぱいだった夫婦に訪れた新しい日常

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「栗太郎には、安心して第二の犬生を満喫してほしいと思っています」と話すのは、Twitterユーザーの@suzuki_kuritaroさん。

お出かけを楽しむ栗太郎くん
@suzuki_kuritaro

約1年半前に出会った愛犬・栗太郎くん(♂/柴犬/推定4才)は、保護犬でした。

栗太郎くんは現在何才で、出会う前はどのように過ごしていたのか——飼い主さんご夫婦は、栗太郎くんの生い立ちを知らないといいます。

動物愛護センターのホームページを見ていたときに、先代犬にそっくりな栗太郎くんを見つけた

先代犬・S君とHちゃん
(写真左から)先代犬・S君とHちゃん
@suzuki_kuritaro

道を歩いていたところを、警察に保護された栗太郎くん。保護されたときの情報以外は、まったくわかっていないのだそうです。

栗太郎くんとの出会いは、飼い主さんが動物愛護センターのホームページを偶然見ていたときのこと。里親募集情報を見ていると、先代犬である「Hちゃん」にそっくりだった栗太郎くんの姿が目に入ったのだといいます。

愛護センターで初めて会った日の栗太郎くん
愛護センターで初めて会った日の栗太郎くん
@suzuki_kuritaro

飼い主さん:
「『M字眉毛』が生えていて、めちゃくちゃ笑顔な栗太郎の写真が掲載されていました。その姿が、若い頃のHちゃんにそっくりだったんです。

栗太郎のことがどうしても気になって、すぐさま夫と相談し、愛護センターに『栗太郎に会いたい』と連絡をしました」

家族に迎えた初日の栗太郎くん
家族に迎えた初日の栗太郎くん
@suzuki_kuritaro

初対面のとき、飼い主さんのもとにまっすぐに駆け寄り、顔中をベロベロなめて喜んでくれたという栗太郎くん。そんな栗太郎くんの姿を見て、「このコと家族になりたい」と、飼い主さんの気持ちは固まったのだそうです。

飼い主さん:
「犬と暮らすと日々の行動に制限が出たり、お金がかかったり、大変な面もありますが、先代犬たちが犬のいる暮らしの楽しさや喜びを教えてくれたので、『また犬と暮らしたい』という気持ちに迷いはありませんでしたね

栗太郎くんには、ほかにも里親希望の方がいたそうですが、ご縁があって飼い主さんご夫婦のもとに迎えられることに。飼い主さんは、「これも何かの巡り合わせのような気がする」と感じたそうです。

家での生活に少しずつ慣れていく栗太郎くんの姿を見て、成長を実感する日々

家族に迎えた初日の栗太郎くん
家族に迎えた初日の栗太郎くん
@suzuki_kuritaro

栗太郎くんを家族に迎え、再び犬との暮らしをスタートさせた飼い主さんご夫婦。家に迎えた頃の栗太郎くんは、心配になるくらい体が細く、どこか緊張した面持ちだったのだそう。

また、栗太郎くんが生活音に慣れていないことや、オモチャの遊び方を知らないこと、オヤツを食べ慣れていないこと、犬用のベッドやケージに入らないなどといったことから、飼い主さんは「これまで家の外で過ごしていたのではないか?」と思ったといいます。

散歩中にアイコンタクトをとってくれるようになった栗太郎くん
散歩中にアイコンタクトをとってくれるようになった栗太郎くん
@suzuki_kuritaro

そんな栗太郎くんは、一緒に暮らすなかで少しずつ嬉しい変化を見せてくれました。

飼い主さん:
「栗太郎は夢中になると、飼い主の言うことが耳に入らないところがありました。でも今では、お散歩もこちらのペースに合わせてくれるようになりました。街で会ったワンコにハイテンションで突っ込んでいくこともなくなり、落ち着いて挨拶もできます。

あと、いつからか自然とアイコンタクトができるようになりました。栗太郎がこちらの気持ちを知ろうとしてくれるようになったのかなと、大きな成長を感じています」

幸せそうな栗太郎くん
@suzuki_kuritaro

ほかにも、ちょっと笑ってしまうような栗太郎くんの変化もあったそうです。

たとえば、家に迎えた頃の栗太郎くんは、飼い主さんが仕事から帰るとすっ飛んできてしっぽをブンブン振りお迎えしてくれていたそうですが、今は迎えにこないどころか爆睡していることが多いのだとか。

そのような様子について、飼い主さんは「『必ず帰ってくるんだ』と信頼されているとしたら嬉しいですが、塩対応すぎてちょっと寂しいので…。たまにでいいので、しっぽブンブンで迎えてほしいな(笑)」と、話していました。

栗太郎くんのおかげで、穏やかな気持ちで亡き愛犬たちと向き合えるように

S君とHちゃん
(写真上から)S君とHちゃん
@suzuki_kuritaro

栗太郎くんを家族に迎え、約1年半が経過します。栗太郎くんを迎える前は、先代犬たちの話をした後、ご夫婦そろって喪失感でくよくよすることが多かったのだそう。

それが、一緒に出かける計画を立てたり、栗太郎くんの様子を伝え合ったりと、一気に夫婦の会話が増え、今は穏やかな気持ちで亡き先代犬たちと向き合えるようになったそうです。

見つめる栗太郎くん
@suzuki_kuritaro

ご縁があって一緒に暮らすようになり、飼い主さんご夫婦に幸せをもたらしてくれている栗太郎くん。飼い主さんは、栗太郎くんへの思いをこのように話していました。

飼い主さん:
「我が家に来る前の栗太郎がどのように過ごしてきたのかはわかりませんが、二度と栗太郎が不安な思いをしないよう、目一杯の愛情を注いで、安心して第二の犬生を満喫してほしいと思っています。

旅行が好きなので、栗太郎にも素敵な景色をたくさん見せてあげたいですね」

お散歩を楽しむ栗太郎くん
@suzuki_kuritaro

そして、愛する亡き愛犬・S君とHちゃんへの思いも。

飼い主さん:
「先代犬たちとの暮らしで得た経験と後悔からの反省を、栗太郎とのこれからの暮らしに生かすことが、先代犬たちへの恩返しになるんじゃないかと思っています。縁があって迎えた命を、責任を持って最期まで見守っていきたいと思います」

写真提供・取材協力/Twitter(@suzuki_kuritaroさん)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ

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