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普段は早足なのに、高齢のお母さんがリードを持つと“別犬”に! 柴犬の「気遣い」にほっこり
今回紹介するのは、Twitterユーザー@shibamatsu2017さんの愛犬・松くん(♂/取材当時4才/柴犬)。ある日の「お散歩中の出来事」に、大きな反響が寄せられていました。
普段は歩くスピードが速い松くん。高齢のお母さんがリードを持つと、「別犬」のようにゆっくりと歩き出した
いつも自由にお散歩を楽しんでいるという松くんですが、この日は飼い主さんのサポートのもと、飼い主さんのお母さんがリードを持つことになったそうです。
すると松くんは、歩くスピードがゆっくりなお母さんに合わせて、トコトコと歩き始めたのだとか。その様子はまるで、高齢のお母さんを気遣っているかのようだったといいます。
そんな松くんの姿を見て、飼い主さんは「尊い。優しさのかたまりだ」と感じたと綴っていました。
松くんの行動に、たくさんの反響が!
当時の状況について、飼い主さんに話を聞いた!
飼い主さんにお話を伺うと、もともと松くんの平日のお散歩担当はお母さんだったのだそう。松くんを家族に迎えてから、松くんとのお散歩はお母さんの楽しみでもあり、毎日朝夕の2回、ふたりで楽しくお散歩をしていたのだとか。
「母は高齢なこともあり、安全を考えて、これを機に松のお散歩を引退してもらうことにしたんです。それ以来、私が松のお散歩を担当するようになりました」
飼い主さんはふたりの様子を後ろから見守ることにしたそうですが、お母さんを気遣うかのような松くんの姿を見て、飼い主さんはとても驚いたといいます。
「私とお散歩するときの松は、突然走ったり、好きな方向に行ったり、とにかく自由なんです。でも、母がリードを持ったとき、松の態度が私のときと全然違っていて驚きました。
腰を痛めたこともあり、母の歩くスピードは以前よりもっと遅くなっていたのに、松は明らかに母に合わせて歩いていて。
母に聞いたら、『いつもこうだよ』と言われ、母にとってはこれが普通だったと知りました。私は今まで知らなかったので本当にびっくりで、松の姿を見て『別犬!!!』とも思いましたね」
松くんとお母さんの関係にほっこり
そのようなふたりの姿を見ると、飼い主さんは「本当のおばあちゃんと孫のようだな」と感じ、微笑ましい気持ちになると話していました。
松くんは大切な家族の一員
「このコは人間かな?」と思うくらい、飼い主さんたちの言っていることを理解してくれるという松くん。飼い主さんはそんな松くんの存在について、「私たちに寄り添ってくれる大切な家族の一員です」と話していました。
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ
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