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突然訪れる愛犬との別れ。ペットロスからの立ち直り方

13年間連れ添った愛犬との別れは突然に

小さいときからずっと一緒にいた愛犬を亡くしたのは、仕事に追われる日々を過ごしていたある日のことでした。

実家の母から「今日はいつもより元気がなくて、食欲もないみたいなの」と連絡があり、なんだか嫌な予感がしたのを覚えています。

すぐにでも実家に帰りたかったのですが、あいにく残業が長引き帰宅が夜遅くなってしまったので、翌日顔を出すことにしました。

そして、電話があった日の翌日早朝、13才の愛犬は息を引き取りました。

「もし昨日の夜、どんなに夜遅くなっても実家に顔を出していたら…。」後悔してもしつくせない深い悲しみが、大粒の涙とともにあふれて止まりませんでした。

普段滅多に泣かない父親も含め、全員が涙を流しながらのお見送り。あれから1年近く経ちますが、いまだに当時のことを思い出すと泣いてしまうときがあります。

悲しみを乗り越えるために私たちができること

①考え方を少しだけ変えてみる

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愛犬を亡くした悲しみを乗り越えるためにかかる時間は、人によってさまざまです。なかには数年経ってもペットロスから完全に立ち直れない方もいるかもしれません。

でも、思い出してみてください。そんな飼い主の姿を生前の愛犬が見たら、きっと手をなめて元気づけてくれるでしょう。愛犬が元気がないと心配になるように、愛犬もまた、飼い主が元気がないと心配になってしまうのです。

一緒に過ごした記憶を胸に抱きながら、少しずつ後悔や喪失感、悲しみといった感情を前向きな考え方に変えていきましょう。

自分のことを大切にしてくれる飼い主と過ごせたことは、愛犬はとても幸せだったと思います。

②同じ悲しみを抱えている人たちと交流する

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ペットロスに悩む飼い主たちを支えるサポートグループもあります。そこでは、悲しみの真っただ中にいる方たちが、経験や痛みを共有することでペットロスから立ち直れるように定期的なミーティングを開催しています。

同じような痛みを抱えている人に話をするだけで、少しずつ気持ちが落ち着いてくることもあります。ペットロスを乗り越えるためには、身近な方に話をしてみたり、こういったサポートを利用したりするのも一つの手かもしれません。

ペットロスになるのは自然なこと

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大好きな愛犬を失った悲しみからペットロスになることは、不自然なことではありません。まずはたくさん泣いてゆっくりと悲しむ時間をつくってみて、そのあとは少しずつ、誰かに自分の想いを打ち明けたり、前向きに考える癖をつけたりすることで、ふっと心が軽くなる瞬間が訪れるかもしれません。

それはもしかしたら、愛犬が最後に会いに来てくれた瞬間なのかもしれません。
出典/「いぬムック」犬との暮らし大事典『専門家や経験者に聞く 不安や悩みの解消法』(監修:清水動物病院 院長清水邦一先生 獣医師清水宏子先生)
文/子狸ぼん
※一部写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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