世界一長生きな犬って何才？数字にまつわるオドロキのわんちゃん雑学

一度の出産で24頭産んだ犬がいる！？

2004年11月のこと。イギリスのケンブリッジ州で飼われていた「ナポリタン・マスティフ」が、一度でなんと24頭もの赤ちゃんを出産！内訳は、メスが9頭、オスが15頭だったそうです。ナポリタン・マスティフは大型犬ですが、それでもお腹の中に24頭の赤ちゃんが入っていたなんて驚きですね。人間は1人産むのでも大変なのに…。

それまでは23頭が犬の出産数最高記録だったようですが、この出産で塗り替えたんだとか。23頭でも十分オドロキですよね…！しかし残念なことに、24頭のうち1頭は死産、3頭は生後1週間ほどで亡くなってしまったそうです。

犬のご長寿記録は…30才！？

人間のご長寿記録はフランス人女性の122歳と言われていますが、犬の世界最高齢はご存知ですか？その答えは、なんと30才！オーストラリア南東部の街で飼育されていた、「オーストラリアン・ケルピー」のマギーが打ち立てた記録です。

飼い主のマクラーレンさんによると、息子さんが4歳の時にマギーの飼育を始め、息子さんが34歳のときに亡くなったんだそうです。ちなみにマギーは、亡くなる2日前まで元気だったそうです。そのことにも驚きですね。

犬の帰巣本能は4800kmにも及ぶ！？

1924年、休暇中のフランクさん一家は愛犬のボビーを連れて、オレゴン州の自宅からインディアナ州ウォルコットの街へと旅行することに。しかし旅先でアクシデントが起こり、フランクさん一家とボビーが離れ離れに…。フランクさん一家はボビーを探すのをあきらめ、オレゴン州の自宅に戻りました。

しかし自宅に戻った3か月後、なんとボロボロになったボビーが自宅に帰ってきたのです！自宅からインディアナ州ウォルコットの街は、4800kmも離れているのに！帰路はもちろん知らないですし、車移動なので飼い主さんの匂いをたどれるわけもない。それなのに、3ヶ月もかけて帰ってこれる犬の帰巣本能と、飼い主さんへの愛に感無量ですね。

ただし、教訓！ボビーの行動は本当にまれ、奇跡といっていい事例です。旅先では絶対に犬を迷子にさせないようにしましょうね。

ガン探知犬、発見率はなんとほぼ100％！？

人間は病気になると、呼気や尿のニオイが微妙に変化すると言われています。そこで犬の優れた嗅覚を活用してガンのニオイを嗅ぎ分ける、「ガン感知犬」を育成するトレーニングが、現在各方面で進められているんです。トレーニング中の犬のなかには、ほぼ100％の確率でガンを感知するスーパードッグもいるそうですよ！現在研究中ではありますが、いつかきっと活躍してくれるはず。将来が楽しみですね！

数字にまつわる犬の雑学を4つご紹介しましたが、どれもびっくりするような話ばかりでしたね！誰かに話して「それはオドロキ！」と言わせてみてください♪

出典／「いぬのきもち」2018年2月号『数字でわかる犬の雑学』（監修：日本動物科学研究所所長　哺乳類学者・今泉忠明先生）
文／higarina
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

CATEGORY 犬が好き

2018/04/01 UP DATE