「犬種別知能ランキング」って?
カナダの心理学者スタンレー・コレン氏が1994年に発表した「犬種別知能ランキング」をご存知でしょうか?このランキングは「本能的知能」「適応的知能」「使役と服従」の3つの観点から調査したもので、発表以後、多くの犬好きからちょっとした豆知識や雑学として語られています。
20位~10位は日本では聞きなれない犬種多数?
20位|3つの犬種がランクイン!
20位
フラットコーテッド・レトリーバー
イングリッシュ・コッカー・スパニエル
スタンダードシ・シュナウザー
※画像は「フラットコーテッド・レトリーバー」
19位~17位
19位 ジャーマン・ショートヘアード・ポインター
17位 コリー/キースボンド
※画像は「ジャーマン・ショートヘアード・ポインター」
15位~13位
15位 スキッパーキ/ベルジアン・シェパード・ドッグ(グローネンダール)
14位 ベルジアン・シェパード・ドッグ(タービュレン)
13位 イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル
※画像は「イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル」
12位~10位
12位 ミニチュア・シュナウザー
11位 ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
10位 オーストラリアン・キャトル・ドッグ
※画像はミニチュア・シュナウザー
9位~4位は犬好きなら納得の結果に?
9位 ロットワイラー
8位 パピヨン
7位 ラブラドール・レトリーバー
6位 シェットランド・シープドッグ
5位 ドーベルマン
4位 ゴールデン・レトリーバー
意外かも?賢い犬種TOP3はこの犬種!
3位 ジャーマン・シェパード・ドッグ
「ジャーマン・シェパード・ドッグ」は、オオカミのように筋肉質でがっしりした体型が魅力的。優れた反射能力を持ち、注意深い性格なので、警察犬や軍用犬として働くことが多い犬種でもあります◎しつけや訓練がしやすいと言われていますが、飼い主さんと関係が築けないと攻撃的になってしまうケースもあるので注意しましょう!
2位 プードル
2位にランクインした「プードル」は、賢いだけではなく明るく活発で、人なつっこい性格が魅力♪肉球が厚く足の筋肉も発達しているため、走る・泳ぐなどの運動が得意な犬種でもあるんですよ!ただし、運動不足等のストレスがたまると、問題行動を起こすことも。見た目以上にパワーもある犬種なので、飛びついて人を転倒させないようにしつけることも大切です◎
1位 ボーダー・コリー
見事、1位にランクインしたのは「ボーダー・コリー」でした!しっかりとした骨格の体型で、並外れたスタミナや持久力を持った犬種です。また、聡明で適度に警戒心があり、知的好奇心に溢れた性格も魅力のポイント◎なんと、1000以上の単語の意味をマスターしたボーダー・コリーがいることもわかっているんですよ!
ランクインしてなくても気にしなくてOK!
今回ご紹介した「犬種別知能ランキングTOP20」に、あなたの愛犬の犬種は入っていましたか?犬は作業に適するように「特殊能力を高めた犬種」が交配されているので、知能テスト等では作業犬が上位を占め、愛玩犬が少ないのは当然のことなのです。愛犬の犬種が入っていなくても、がっかりする必要はありませんよ。これから犬を飼おうと検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
出典/ 「いぬのきもち」 2018年4月『あなたの愛犬はどのくらい賢い?犬の知能に迫る』(監修:しつけスクール「Can!Do!School」代表 西川文二先生・京都大学大学院文学研究科教授 藤田和生先生)
「いぬのきもち」WEB MAGAZINE『いぬ図鑑』(https://pet.benesse.ne.jp/dog/sogojoho/guide/)
文/hasebe
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。