パパさんのことを遊びに誘う生後2カ月の子犬　一生懸命な「後ろ姿」が愛おしい！

一生懸命な後ろ姿にキュンとする！

紹介するのは、Instagramユーザー@gogo_daifukuさんが「ちっさ……」と投稿していたこちらの一枚。そこには、パパさんのことを必死に遊びに誘う愛犬・桜丸くん（撮影時、生後2カ月／フレンチ・ブルドッグ）の姿が写っていました。

桜丸くんを家に迎えて1週間が経った頃に見られた、なんとも微笑ましい光景。撮影していた飼い主さんは、当時のことをこう振り返ります。

飼い主さん：
「おとなしいけれど遊び好きなコで、『一緒に遊ぼう！』と夫のことを誘っていました。そんな桜丸の小さな後ろ姿を見て、『幸せにしなければ』と強く思った瞬間でもありましたね」

初めはパパさんのほうにばかり行っていたけれど…

飼い主さんご家族は、2023年3月に子犬の桜丸くんを家族に迎えました。お迎え当初の桜丸くんは、先ほど紹介した写真のようにパパさんのほうにばかり行っていたといい、飼い主さんは「私は焦りとちょっとジェラシーを感じていた」とのことですが、現在は変化が見られるようになったのだとか。

飼い主さん：
「おっとりさんで怖がりな桜丸のペースに合わせて、無理には近づかない、自然体で接するようにして、安心できるような環境を作ることを心がけました。

その甲斐もあってか、いまでは私と夫が同時に名前を呼ぶとまっすぐに私のもとに走って来る“母っコ”になりました！」

桜丸くんってどんなコ？

遊び好きで元気いっぱいなコだという、桜丸くん。おもちゃを持ってきて「遊ぼう！」とよく誘ってくるため、飼い主さんは桜丸くんが満足するようにたくさん遊んであげるようにしているそう。

また、寝る前に家中を猛スピードで走り回る日課があるらしく、飼い主さんは「猪と暮らしているのではないかと思うくらいです（笑）」と話します。

そんな桜丸くんは、怖がりで繊細な部分も。怖がりゆえに苦手なことが多いとのことですが、苦手を克服しようとするかのような桜丸くんの姿に日々成長を感じるといいます。

寝転がる桜丸くん — お迎え当初は抱っこなども苦手だったという桜丸くんですが、いまでは「なでてなでて！」と自ら寄ってくるそう。「出かけようとすると、足に抱きついて『行かないでー』と甘えてくるようになった」とのエピソードも！

飼い主さん：
「病院での注射が怖くて鳴き叫んだり、初めてのお風呂も耳掃除も爪切りも怖がりましたが、桜丸は一度経験すると2回目以降は震えながらも頑張っており、そのような姿に成長を感じます。

初めての外泊でキャンプに行ったときには、初めてが苦手な桜丸を心配しましたが、キャンプ初心者で不慣れな飼い主よりリラックスして楽しんでいた、なんてこともありました。2回目のキャンプでは偶然血の繋がった兄犬に会い、海岸を仲良く走り回り、兄犬と一緒に海に飛び込んだのには驚きましたし、とても微笑ましくて可愛かったです」

「幸せをもらっているのは私たち」

散歩を楽しむ桜丸くん — 近所には遊び上手な先輩犬がたくさんいて、桜丸くんと優しく遊んでくれるのだそう。「先輩犬たちのように、小さいコに優しくできるコに育ってほしいと願っています」と飼い主さん。

桜丸くんが飼い主さんご家族の家に迎えられて、4カ月ほどが経過しました。現在生後6カ月（取材時）の桜丸くんは、ご家族の愛を一身に受けてまっすぐなコに成長しているとのこと。

健やかに成長中の桜丸くんについて、飼い主さんはこのように思いを話していました。

飼い主さん：
「私たち夫婦は若くないので、『もしかしたら最後の犬かも。大事に大事に育てようね』という思いで小さな桜丸を迎えました。

この数カ月、家族に笑顔が増え、先住犬を亡くしてから行かなくなった公園にも毎日行くようになりました。たくさんの犬の飼い主さんとも知り合い、新しいことにも挑戦しています。小さな桜丸を通じて大きな世界が広がっていて、幸せをもらっているのは私たち飼い主かもしれません。

これからもいろいろなところに連れていき、キレイなものを一緒に見て、新しい体験をたくさんして、一緒に笑ったり驚いたりして…。彼の犬生が幸せでいっぱいになるようにしたいです」