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一番好きな、落ち着く時間「穴澤賢の犬のはなし」

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一番好きな、落ち着く時間

人にはそれぞれ「一番好きな、落ち着く時間」というものがある。仲のよい友達と馬鹿話をしているとき、好きなお店で飲んでいるとき、体を動かして汗をかいているとき、本を読んでいるとき、家族で食卓を囲んでいるとき、あるいはやり甲斐のある仕事に打ち込んでいるときなど。

自分はどうだろうと考えると、どうも家でまったり飲んでいるときが好きらしい。もっといえば、休日に山の家でゆっくり飲んでいるときが、一番好きかもしれない。なんだかとても落ち着くのだ。東京・初台で暮らしていたころは、しょっちゅう飲み歩いていたが、最近はほとんど行かない。

都内で飲んで腰越(神奈川県鎌倉市)まで帰るのがしんどいのもあるが、大吉と福助を長時間留守番させていると落ち着いて飲めない、ということも大きい。そんな理由から、気が付いたらあまり飲みには行かなくなった。行くとしても近所のお店で、さっと食べてわりとすぐ家に帰る。

そうでない普段は、だいたい家で飲んでいる。嫁が遅くても自分で料理はできるので、一日の仕事が終わるとアテを作ってひとりで晩酌していることが多い。テレビもほぼ見なくなったし(※)、好きな音楽を薄く流しながら静かに飲んでいる。こう書くとものすごく孤独みたいだが、隣に大吉と福助がいるので、何気なくほんわかしている。そんな時間が好きだ。
※釣りビジョンやディスカバリーチェンネルなどはたまに見る。ニュースはネットで自分で調べる

さらに山の家(長野県)へ行くと、あたりは静かだし特にやることもないので、嫁とテラスで焼鳥を焼いたり、大福の分も作ってやったりして、そんなことをしている時が一番心が落ち着くように感じる。それで眠くなったら、わりと早く寝てしまう。遅くまで飲み歩いていたころとは、比べ物にならないくらい健全になっている、と思う。

しかし、よくよく考えたら、これらの生活スタイルの中心には常に大吉と福助がいるのではないかと思う。彼らが心配だから外であまり飲まなくなり、彼らが喜ぶから山の土地を探し、彼らとまったりしている時間が何よりも好きで、落ち着くようになっている。別に何かをするわけではなく、ただいるだけなのに。本当に不思議なやつらだと思う。そういえば、富士丸のことも、ずっと「変なやつ」と思っていたっけ。犬は、だいたい変なやつらしい。

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