犬が好き
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柴犬あるある、狙った獲物からは決して目を離さないとこ|連載「ここ掘れここ柴」vol.295
今週の「柴犬のここが好き」
背中を見せてはいけない。
見ています。
あなたの後ろから、あなたの食べているそのうまうまを。
何か食べていると、視線を感じることありますよね。
「食べるよー」と声をかけたわけでもないのに、いつの間にか見える位置にスタンバっていて、しっかり獲物(うまうま)が狙える位置から見ているのです。
うまうまに穴が開いてしまうんじゃないかと思うほどに、刺さるような視線が注がれるのです。
たまりかねてあげてしまうこともあれば、これはダメだからとわざわざ柴犬さんのおやつを出してこなければいけない始末。
バレてしまったら最後、何も渡さずに逃れることはできない・・・とか?
どうしてご主人が食べているともれなく自分ももらえると思うのでしょうか。
「これは違うんだよ〜」
ということがなかなか通用しないのです。
得策はたったひとつ。
バレないように食べること。
他に何かいい案がないか、模索中です。
今週のおまけ
それは…『ワンコに挨拶したらうまうまをもらう』です。
みなさんが想像される挨拶は、お鼻同士をツンとしたり、おしりのにおいを嗅ぎ合ったり、リードが絡んでしまうくらい2頭でくるくるしたり…
いわゆるお友達との交流、戯れかと思います。
こよみさんが言う挨拶はそれとは違います。
当初はこよみさんが他のワンコと上手に挨拶(上記のような交流)ができた時にうまうまをあげていました。
それがだんだん不精になって、今では人間で言うところの『会釈』くらいなものでうまうまを要求してくるようになってしまったのです。
厳密に言えば、会釈すらしていません。
『見た』だけでもうまうまを要求してくるのです。
前方にわんこ発見!そのまま進んでいけばそりゃすれ違いますよね。
すっ。特に何をするでもなく通りすぎる2頭。
飼い主同士は「おはようございます」なんて挨拶を交わします。
通り過ぎた後、こよみさんがはたと立ち止まり、「うまうまは?」な顔で見てくるのです。
「今、ワンコと挨拶したやん。うまうまは?」
こちらからすればそれは挨拶とは言わず、ただすれ違ったに過ぎないのに「なぜに?」となるわけです。
これはルールの改変です。
しかし、ルールはこよみさん。こよみさんこそがルールなのです。
こちらの言い分が聞き入れられるわけもなく。
あげ過ぎない程度にうまうまをあげてしまうのです。
一応、朝の散歩で4回と決めてチビチビとあげていますので、うまうまの食べ過ぎにはなっていないと思います。
作者紹介:ここ柴
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