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暴れっぷりが「黒い猛獣」のようだった黒柴の子犬 10才になり、穏やかなシニア期を迎えている様子にほっこり

「初めての首輪とリードを装着してみたときの写真」について、飼い主さんは当時のことを次のように振り返っています。
「『嫌がるかな?』と最初は心配したのですが、テツナは実に堂々とした様子で受け入れてくれました。我が家に連れて帰るときも車の中で爆睡していたので、『このコはきっと怖いものなしの“大物”になる!』と思ったことを覚えています」

抱っこされるのが好きでなかったり、物を壊すのを止めると“ガウガウ”吠えて暴れていたため、家族から「黒い猛獣」と呼ばれていたのだとか!

10才になったテツナちゃん 現在はどんな様子?

また、子犬のころは何事にも物怖じしなかったため「大物になる」と予想していたけれど、おとなになったら雷や花火、人混みなどが苦手になり、繊細な面が見られるようになったそうです。

「ベッタリされるのはあまり好きではなく、普段はひとりでゴロゴロしていて、『散歩に行きたい』『お腹が空いた』など、用があるときだけ家族に近寄る感じです。柴犬らしく頑固な面も多く、散歩中も行きたくない方向にはテコでも動きません。
でも、食べ物にはめっぽう弱く、散歩したくないときはオヤツで釣って数メートルずつ進んだりします。自分がもらえるかもしれないようなものを家族が食べているときだけはベッタリ張り付き、人の足にあごを乗せて上目遣いで見つめたり、前足でチョイチョイつついて気を引こうとしたりも(笑) そんなところが可愛いです」
シニア期を迎えているテツナちゃんへの思い

「基本“ツン”なテツナがごく稀に寄り添って寝てくれたりすると、震え上がるほど嬉しくなります。家族の中に自然と溶け込んでいるのが当たり前になっていますが、不意にテツナが視界に入ったときに、そこに存在していることを実感して。えも言われぬ幸せを感じます。
特別なことはなくてもいいので、これからも穏やかに寄り添って一緒に暮らしていけたらいいなと思っています」
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年7月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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